あるキング
面白い本はいねえが〜!
面白いバンドはいねえが〜!
面白いインタビューはねえが〜!
・・・てな日々。
・あるキング 完全版(伊坂幸太郎/新潮文庫)
※ややネタバレ
「あるキング」の雑誌、単行本、文庫本それぞれのバージョンが
読める。
1つの小説を色んなバージョンで読むってなかなかなかったので
(「どすこい。」の新書と文庫の読み比べくらい)
そういう意味では面白かった。
単行本版がなんだかまどろっこしい。
雑誌版が一番すっきりしてて個人的には好きだ。
各バージョンでもっと視点ががらっと変わるのかと思ってた。
バージョンが変わって、「そこそうだったのか」と分かる所もある。
これ、代々キングが継承されていってる、ってことか。
このループはなかなか抜け出せないのか、それも切ない。
・蛟堂報復録(1)(鈴木麻純/アルファポリス文庫)
かなり前に本屋で見かけて気になってた。
面白いんだけど、面白くない。
或る意味、不親切というか。
何となく読み進まない。
だばだば読みは出来ない。
だばーっと読むには情報足りなくて「あれ?」ってなって
出戻りが多いんである。
かといって文章をじっくり読みたい感じでもなく。
それと”報復”に期待しすぎてたからだろうか。
幻想的に書かれてる気はする。
色々出てくるけど、如何に酷い(とされる)人が如何に報復され
如何に依頼した側が業を背負うのか・・・という部分が
どうもはっきりしない。
そこがはっきりした上で、主人公側の人間があーだこーだ
やるから面白いんじゃないのかなぁ、と。
多分キャラクターが好きな人は面白く読めるんだと思う。
・双亡亭壊すべし(2)(藤田和日郎/週刊少年サンデーコミックス)
姉ちゃん・・・
いよいよホラーっぽくなってきた。
なかなか双亡亭が壊れる気配はない、というか壊したら却って拙そうな。
でもそれじゃ話進まんもんなぁ。
しかし2巻でこうなったら、この後どうなっちゃうんだろう。
こないだCSの某番組観てたら(再放送?)藤田さんのインタビューがあって
あまり長くする心算は無さそうな感じだったけど、
長くなっちゃいそうな気がする。
・Talking Rock!
ポケモンGO!やってる時間があったら家人を見ようと思ったが
家人との数少ない共通の趣味がポケGOなのであった。
それはさておきTHE YELLOW MONKEY、神戸が境目になってたのか。
そんな貴重なもんを観たのか、ワシ。
衣装、色々あったのかー。
2日連続もあるから、同じ衣装を着るって訳にいかないだろうけど
確かハイブランドのやつだよなぁ・・・すげぇ。
キャンペーンやらなんやらの多さもすげー金掛かってるなぁと
思っていたが。
それだけ気合入ってるんだな、大きなモノが動いてるんだな、と。
なかなかないよねぇ、今。
骨伝導も弱ってくるもんなんだな・・・。
andropのインタビューの「闇があるからこそ光が生まれたり」って
バの字みたいになってきてるなぁ。気になる。
もちろん、いい意味で。
京都音博のレポも有難い。
矢野さんの「ひとつだけ」、清志郎さんとの共作だったのか。
そうだっけ。