社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

熱狂と異様

まだポケモンGO、飽きておりません。
まさか最寄り駅にポケストップが無いなんて思わなかったよ。。。
流行もんをケケケと嗤う小生みたいなのがどハマりする位なんで
世間じゃそりゃあもう流行ってる訳で。
ショッピングセンターの何かの像の前でみんな立ち止まって
操作してんのも歩きスマホの集団も異様である。
その異様さに身を置いてみるのも不思議な感じだなー、と思う今日この頃。

そうなると肯定する人も否定する人も極論に偏ってくる訳で。
肯定側はポケモンGOのいい話をするし、否定側は如何に危険かを語る。
その一方的さが面白いな。
面白いんだけど、何でもかんでもポケモンの所為にするのは可笑しくない?
ポケモンGOの前から歩きスマホする輩はいた、だけどその時は大きな問題に
ならなかった。
(問題になってはいたけど、すぐ違う問題で掻き消されたような
 感じがする。)
前見ないでチャリ乗る人とか、そこら辺にゴミ捨てていく人とか
いっぱいいた。
みんなが注目してる社会現象的なゲームで、それらが可視化したんだと思う。
だからポケモンGOを規制しただけでは解決しないのでは。
実際、階段下りながらポケモンGOやってる人いたけど、
普段からスマホ見ながら階段下りてるんだろうなーって位、
素でやってはった。

あと”集団の異様さ”って外からじゃないと分からない*1
例えば、ライブ会場ででっかい音でロック聴きながら拳振り上げてるのも
人が集団の上転がってるのも、全く興味ない人から見たら
異様な光景なのでは。
アーティストが伸ばしてくれる手に、我我も手を伸ばす姿だって、
アツくなるのが嫌いな人が見たら、異様なのかもしれない。
スポーツを応援するのに熱が入りすぎて「死ねー!」って言っちゃうのも
それを窘められて逆ギレするのも異様かも。
観客という集団に居る人、居るのが当たり前の人には思いもよらないけど。
そこまでじゃなくても、夢中になってる姿見て
「この人こんな人だったっけ?」って思う事は
ちょいちょいあるかもしんない。
(自分だってそう思われてるかもしんない。)

熱狂しても「あ、これ異様だな」と思える冷静さは
持っておきたいと反省しつつ
そのモノが悪いんじゃなくて人間の心が問題、
というか改善点があるのはそっちだよ!
モノを叩いても解決しない、よく見て解決法考えなきゃいけないと
いう事は忘れちゃいけない。

あと、ポケモンだけじゃなくてポケストップもぶるぶるで
教えてくれるようにしてください。
ポケストップ確認しようとして見ながら歩きそうになるんだよなぁ・・・。

どうでもよくないニュース:
歩きスマホに敢えてぶつかっていく人、結構いるみたいよ。

*1:という事は書いてる自分もポケモンGOブームの異様さを本当には理解してないのかも。