社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

今週のお題「最近おもしろかった本」満月ケチャップライス

ちょうどいいタイミングでこのお題来ましたねぇ。
「満月ケチャップライス」(朱川湊人講談社文庫)の話をするか。
主人公の進也が朝起きてくると台所に謎のモヒカン男が。
モヒカン男は料理が上手くて超能力があって、謎の組織に追われている、
というような話。

※「満月ケチャップライス」のネタバレしますよー。






単行本が出た時に友達が(と)「キュウちゃん・・・」という話を
していたような。
チキさんがキュウちゃんで脳内再生された。
”モヒカン”でSAのNAOKIさんかなぁと思ったけどキュウちゃん。
連載だったのかな?と思うくらい、各章ごとに美味しいご飯が
登場する。
大胆で、でも確実さのある、良い意味での男の料理。
味付けはざっくりでいいのかしら。
あらすじは小路幸也っぽいよなーと思ったけど
そこは朱川さんなのでええ話やなぁ、だけでは終わらない。
(個人的に朱川さんの小説のそういうじわあっと悲しかったり怖かったり
 するところが好きだ。)

当時中学生の進也が振り返る形で物語が進んでいく。
だから「ここでこうしておけば」みたいな後悔etc.があって
なぁんとなく伏線なんだなーと思ってしまう。

亜由美がみんなに自分を見て貰いたい、という気持ちは解る。
解っても、変な宗教に走っちゃだめですけど・・・
えー、小学生も勧誘しちゃうの?
某宗教団体がリアルに登場するのだけど、実際に小学生を勧誘したり
してたんだろうか・・・。
大学生でも同じような事はしてた訳だが。
最後はチキさんが二人を救って・・・でそのまま消息不明なんだと
思ってた。
そのラストはいかんわ、ハナ垂らして読んでもうたわ。
そういえばチキさんの超能力についてお母さんが説明してた通りだと
すると、進也達と別れた後は発揮出来たんだろうか。
発揮出来てたんであれば、それなりに幸せに暮らしてたのかな、
同じように誰かの家で満月ケチャップライス作ってたのかな。
せめてそれくらいは。

きれいなタオルと新しい卵は切らさないようにしよう。

どうでもいいニュース:
やっぱりギターは「Smoke on the Water」からなのね。
Smells Like Teen Spirit」にもチャレンジして良いかしら。