「音楽家とバタフライ」ツアー at 神戸太陽と虎

初・太陽と虎。
スタクラより近くて迷わなくて嬉しい。
ゆるゆるーっと人が集まってて、ゆるゆるーっと入場。
こないだのどはってんとは違うノリであります。
外では「すごい人」と仰る人が居て（出演者かその関係者？）
そのお連れさんがジェネの人気について語っておられた。

そうなのですよ、これGENERAL HEAD MOUNTAINの最後のツアーなのですよ。
今迄観たかったので、最後こそは、と行って来た。
よく「最後だから行くって・・・」と仰る方があるけれど、最後だからこそ
何をどうしてでも行かねば、という人種もあるんです。
倭ジェロの時にも居たけど、うちの友人達なんざぁ仕事で行きたくても
行けなかったんだよ。。。

客席は良い意味でしんみりしていない。
ハコがハコだけに・・・ねぇ。
入口にいきなりコアラ張り付いてるし、ステージ上手側に白鳥おるし
パンダの写真がソウルメーン！の隣に貼ってあるし
カウンターじゃキリンとライオンかなんかがまぐわってるし。
諸般の事情により、感想はざっくり書く。
（無かった訳ではないのです・・・いっぱいあるのだけど。）
ircle、UNLIMITSは特に此れまでの経緯・・・
後輩であったり兄弟分だったりがあるからか、ジェネへの想いを語り、
歌っていた。
○Left（オープニングアクト）
　九州出身、堺の４人組。
　GOOD 4 NOTHINGとか好きな人にはいいんじゃないかね。
　個人的には音をもっと良くしたらいいのに、と思った。
　特にスネアが気になった。
　すごく楽しそうに歌って、演奏してたので、こういうバンドが長く続けて
　いける世の中になれば・・・出来たら、と想った。
○ircle
　路地音で知ったんだっけな。気になっていたバンド。
　すーごーいーかっこよかった。
　ぎゅーっと引き込まれた。また観たい。
　今日のライブを楽しんで欲しい、一瞬を大切に楽しんで欲しい、
　というようなMCだったかな。
　同じ宮崎出身、誰よりもジェネへの思い入れはあったろう、と思う。
○Homosapiens
　ついったに書いてたのは、このバンド。
　全くのノーマークでした。面白い。
　音が厚くて重くて暗い。
　ベースが５弦だった。どーりで。
　黒夢とかそういう系好きなんだろうなぁ・・・という歌。
　これでボーカルがごつくかっこよくなったら、とんでもない事になるよ。
　余談ですが、興味持ってHP見てブログあるんやーって17日のん見ようと
　したらアメンバー限定記事だった。なんだかなァ。
○UNLIMITS
　急に前方真ん中辺りにモッシュゾーン現る。
　一人やたら上がろうとしてたけど、みっちり人が詰まってなさそうなんで
　なかなかクラウドサーフ出来んかった模様。足だけやたら見えてた。
　それはさておき、めっちゃくちゃエモいのにボーカルの声が純粋に澄んでて
　そのギャップが面白いなぁ、と思った。
　ジェネへの餞の「サヨナラの跡」がいい歌だなぁ、と思った。
○GENERAL HEAD MOUNTAIN
　もー風格が全然違う！空気が違う！
　ほんっとに勿体無い。
　解散の理由は詳しくは知らないのだけど、ほんっとに勿体無い。
　歌の存在感だけでぎゅーっと惹き付けて離さない、
　踊りたい奴もじっくり聴きたい奴も暴れたい奴も全て。
　「深まる日々に、微笑みを。」まで観て悔しいけど帰宅。
　（多分そうだと思う、歌いだしが四季で、続いていく歌だった。）
　アツくて、結構空気も薄くなっていたので限界。。。
　ちっちゃい声で「ありがとう」と言って帰って来た。
太陽と虎を出たら、涙雨。

今後どないしはるんか知らんけど、音楽を生業でなくても続けていて
欲しいし、松尾は表現者であり続けて欲しい、そう思った。