バンドマジック
色々バンドマジックがあるものだと思う。
活動休止を経て、後に大きな花を咲かせて更に新しい面白い事をするバンド、
主要メンバーが”あっち”行っちゃっても歩みを止めずに前へ進んでいくバンド、
危うさ孕んだままハラハラさせつつ次々に新しい事仕出かすバンド等等・・・
バの字なんて上手く言えないけど存在自体がバンドマジックだと思うよ。
そういえば小生がバンマスのバンド、打ち上げをやった事が無いっす。
違う意味でマジックである。
・音楽と人
さわおさんがややこしく考えておられるけれど、the pillowsのそういう所が
好きなのかもしれない。
音楽活動が続いて聴く人が増えてへんな人が目の前から消えても
それでも何か満ち足りない所を見つけてやっぱり悩むに違いないさわおさん、
そんなさわおさんの歌のギターが弾けるのが幸せ、と仰るPeeちゃん、
のんびり構えつつもスケジュール管理したりして支えるシンイチロウさんが
出会って、長くバンドを続けているのはマジックだと思う。
必然でもあるのだけれど。
(勿論そんなバンドを理解してメンバーと同じだけの情熱で支え続ける
鈴木の淳さんの存在も、ね。)
兄ィと加藤氏の対談も面白かったっす。マツも微笑ましい。
・MUSICA
ACIDMANの歴史振り返りインタビューがあったので買った。
ROJのインタビューをリアルタイムで読んでたので、そういえばそんな事も
あったなー、と読みながら懐かしく思い返したり。
当時の格闘が消化され、昇華されて現在に至るのだなぁ。
これまたバンドマジックと言うべきか。←無理やりな
表紙特集のガリレオガリレイは面白いなーと思ったけど
色々潤沢に機材使ってるのがなんか悔しい(笑)。
樋口康雄氏は才能が認められて、若くてもベテラン一流アーティストと
同等のように 丁重に丁重に扱われたそうだが、彼らもそういった扱い
なのかしらん。
で、今号は若手バンドが沢山紹介されている訳だが、どれだけのバンドが
生き残っていけるんだろう。
インタビューの仕様の所為かもしれないが、「音楽性が〜」みたいな話
ばかりだと聴く人が見えてるのかな?と思ったりする。
Syrup16gの影響を受けたというバンドがあって気になっている。
(そういえば五十嵐は元気なのであろうか?)
イカ天やその周辺のバンドブームの時みたいに「そういやそんなバンドあったなー
なつかしー」ってならなきゃいいけど。
まー今振り返ると「え、あの人○○のメンバーやったん?」というのがあったり
細々とLOFT周辺で活動してはったりするから、大丈夫か。
今だったらもうちょっとバンドも大事にされてたりするだろうし。
(ひっそり色んなバンドから引き抜いて事務所主体で寄せ集めて作られた
バンドがあるかも、ですが。)
※追記:バの字マニヘブ、フジツアー@東京のレポもあったです。
バの字はさっくり見る位でよいと思う。
「MUSICA」にピロウズが出ないのはよーく分かるが、
音人にACIDMANが出ないのは何でだろうね?
今、家に過去の音人が沢山あるのだけど、新譜が出るニュースやレビューしか
見かけない。
ピロウズといえば、バンプのハイブリとして歌詞呟いてる方があって
「ピロウズだけどね」と返したら「知ってるけどバンプのが好きなので」
と返ってきた。
うーん。
個人的にピロウズもバンプも好きだし、好きだと仰るのは嬉しい事だし、
いい歌を良く歌ってくれてるのがよく分かるエピソードではあるが
このモヤモヤをどうしてくれよう。。。
歌の背景が背景だけに、何とも。
ご存知無かったようなので仕方ないのだけれど。
カバーの話題は結構デリケートなのだと思うよ。
bankbandがRADやSyrup16gカバーした時も、カバーされる側は嘆いていたが
カバーする側のファンは「何故そんなに嫌がるの?」という反応だった。
特にシロップの「Reborn」は最後に演奏された曲との事で
大切な曲と思っているファンは少なくなかったので、尚更。