社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

東京単独公演3DAYS「Neo-JAPANESE STANDARD」〜東京キネマ倶楽部『キャバレー"SHO-WA"』

えーメインは執事喫茶だけではなく怒髪天ですよ。
開場前に常日頃お世話になっている先輩界隈さんにお会いした。
怒髪話で盛り上がれるのが嬉しかったです。
お土産たくさん頂いてしまって、ありがとうございます。


会場はというと、ビルの上の階。
ダンスホールは思っていたほど広くない・・・がぎっしり人が入っていた。
上で優雅に観たかったような。
でもノリノリで観られるのは1階。つか行けるだけで有難い話です。
寂しかったのでお隣の方と少し話をした。
ちょっとウヘァ・・・と思いつつ、貴重な話なんぞ伺えて良かった事にする。
1年振りのクマさんに感動。


お召し物は基本モノトーン、兄ィは豹柄?
友康さんはキラキラがついていた。
下のダンスフロアにそういう衣装のダンサーが沢山居たらしい。


普段は書かないセトリ。
01.傷だらけの天使
02.情熱のストレート
03.ろくでなし
04.ロクでナシ
05.ナラクデサカバ
06.アフター5ジャングル
07.悪心13
08.ビール・オア・ダイ
09.労働CALLING
10.ハッピーバースデイマン
11.全人類肯定曲
12.ドンマイ・ビート
13.オトナノススメ
en1
01.唐獅子牡丹
02.喰うために働いて 生きるために唄え
03.セバ・ナ・セバーナ
何で書いてるかというと、各曲の繋がりが絶妙だったので。
例えば兄ィが「一応聞いておこう。ロックでない奴ァ」「ロクでナシー!」
の後、シャンソンの「ろくでなし」。
美輪明宏の物真似だったな、ありゃ。
アフター5ジャングル→悪心13で二日酔い、
世の中を憂いつつ(どっかの柔道の人引退の話、柔道引退するのか・・・)
語った後でビール・オア・ダイ!
そして3曲ほど歌詞すっ飛ばす兄ィ。
ビール・オア・ダイで足が攣った稲沢。
あのホール、何か居るよ。。。


しかし兄ィ・友康さん仰る所のラッパ隊がいらっしゃると豪華だ。
友康さんの脳内ではこんな風に聴こえるのか・・・としみじみ。
紅いバックが綺麗。
で、最初に勝手にしやがれの皆様がいらっしゃる時
ギターがグレッチだったのですよ!坂さんが弾いてたオレンジの!
丁度、べ、別に稲子友康さんが持ってるからってストラト買ったんじゃ
ないんだからねっ、栄純のグレッチと比較して棹が細いから
ストラトにしたんだからっっ、というような話をしていたので
びつくりでした。
(余談ですがグレッチのエレアコググってみたらアコギに近い形で
 このグレッチはテネシーローズとかそっち方面に形が似ていると
 思ったのですが・・・どうなんだろ。エレキなのかエレアコなのか。
 いやいやセミアコなのか。普通にエレキだと思ってたのだが。
 どっちにしても小生には弾けないギターだ。)
グレッチだと心持ち音が太いような・・・でも紛れも無く友康さんの
音だった。ふしぎ。
ギターが変わると音も結構変わるように思うのだが。
ハッピーバースデイマンもwithホンセクのレアバージョンでしたよ。
この曲に限らずピアノの音がギターの爆音に紛れてしまって
ちょっと残念。。。小生の耳が悪いだけか。


どこらへんのMCだっけな、翌日66NITEでオールなのが
辛そうだった・・・兄ィ。
話振られたシミさん「今夜は帰さないよ」「朝まで飲もうよ」。
か、かわいい。。。
兄ィ「手伝って」って仰ってたような。
4人みんな出はると思ってたんだけどな。
nさんが66NITE行って、うっかり坂さんに遭遇しちまいな!
と思うべや。


「全人類肯定曲」もラッパ隊入りで。
これ、CDだと倭ジェロなんですよ。
倭ジェロがまだ続いてたら、響都の宴でホンセク入りだったのだろうか
とちょっと複雑な気持ちになった。
(そういう意味でもこの曲は辛いのです。)
勝手よりもっと前に、一人のミュージシャンを叶えていたのですよ。
それは誇りに思ってよいと思うのです。個人的に。


そういえば勝手のホンセク前には譜面台があったらしい。
「この箱何?」みたいな話が出てついぽろっと「メンフ台」と言う自分が
悲しい。
一応前の人が「譜面台」って言ってたみたい。
坂さんが「越後製菓!」
確かにあの「ピンポーン!」の台みたいだよね。


ドンマイ・ビートの兄ィ&シミさんの踊り、勝手のソリがめちゃくちゃ
よかった。
オトナノススメだと本編終わっちゃうな・・・とちょっと寂しくなるが
盛大に笑顔でバンバンやってきた。


あれ、梶芽衣子さんもいらっしゃる筈だよね?


と思っていたら、アンコールで兄ィ以外の3人が登場。
いっぱいMCしてはった。
友康さん目一杯喋ってはるなぁ・・・と思ったら梶さんが兄ィに
エスコートされながら登場。
一番星ブルースのイントロの方が先だっけな。
梶さんは昨年の25周年でステージで歌うのに病みつきになってしまい
声が掛かるのを待っていたらしい。
待ちきれなくて声を掛けられたとか。
因みに鶯谷で産湯を浸かったそうだ。この表現が粋だねぇ_。
声が凛としてかっこいい。
で「唐獅子牡丹」ですよ!
生で聴けて嬉しいー!一番星〜もイントロ聴けたし。
演奏がサクサクしてて、梶さんはタメて歌いはるので最初は「?」だが
これがまたいい。素敵。
「うたのうた」も聴けるかと思ったので1曲だとちょっと残念でした。
「喰うために〜」「セバ・ナ・セバーナ」で終わり。
あんな風に言われて、あんな風にみんなで盛り上がられたら死ねないよ。
ちゃんと生きて、また、こうやってライブが観られる日を待ちますよ。
ダブルアンコールあるかな?と思ったけど全員出てきてカーテンコール
みたいだったし、最後兄ィ一人残って泣きながら挨拶をされていたので
諦めて外に出る。
まさかとは思ったけど階段で下りるのですね。。。


正直、1日目と2日目の話を聴いて「ウボワーうらやましす!」
と思ったけど、3日目サイコーだったよ。
ほんっとに楽しくて笑顔になってしまった。足攣ったけど^^;


あと、怒髪天って本当に器用なバンドだと思った。
4人でずーっとやって来はったけど、誰がゲストに入っても
新しくて良い意味で変わらない、揺るがない。
ホーン&ピアノでも、シンセでも、オルガンでも、ギターが増えても。
そして、其々の趣向に合わせたセトリで、色んな歌カバーしはるし
それでハズレが無い、楽しいライブで。
すごいよ。すごいとしか言えない、私には。
兎に角、これからもライブ・音源楽しみにしてますよ。