社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

響都の宴〜いやんなるわけない!〜 at 京都磔磔

ライブ自体久し振り。
緊張するし何故か不安になる。
京都に行くのも2年ぶりじゃないか?という事で色々うろうろしていたが
その話は別途。
無事、先輩界隈さん達にお会いしてお茶会に乱入。
ご迷惑をお掛けしました。。。
昨日のテンフィは凄かったらしいっすな。

上手側長椅子のとこに行こうと思ったが、早く撤収しなければならず
磔磔の定位置確保。
椅子ありだからアコだと思っていたが、オールスタンディングである。
(先輩方大丈夫だったのだろうか・・・)
振る舞い酒頂きたかったが、頭痛あったのでやめた。
木村さんのライブもよくご覧になる方に色々教えて頂きながら
開演を待つ。
客電が落ちて木村さん・・・じゃなくて友康さんが法被姿に提燈持って
登場。
いつもライブ前日はワイン1本飲んで寝るそうだが
緊張して眠れなくて2本飲んでしまったそうだ。
凄い夜になりますよ、との事。
憂歌団が大好きで北海道時代も上京してからもライブを観て
握手会にも行っておられたそうだ。
磔磔で出来ることについても仰ってたっけな。
心なしか饒舌でいらっしゃるような。そりゃあそうだよな。

木村充揮
 出てくるなり客席から「早よやれ!」等野次が。
 普段から愛のある野次が飛ぶのだそうである。
 「あほー!」の野次に「あほにあほ言うほうがあほ」と木村さん。
 「ぼけー!」の野次に「ぼけ言われたら突っ込むしかないやないか」。
 曲始めづらくないのかな?と思ったけれど、慣れてはるんやろな。
 曲も徐に
 ♪何処から来たの〜
 「向こうから」
 で、次の曲。
 「かみはらこ〜」って歌っておられたり。なんか英語っぽい。
 友康さん大喜びだろうなァ。
 歌っていて「Oh〜王貞治」って混じっていたり。
 唄なのかMCなのか野次への返事なのか境目がはっきりしないけれど
 面白い。
 歌いだしたり途中でやめたり、違う唄なのかな?と思ったら2番だったり。
 「グッドナイト・ベイビー」だったから分かった。
 和やかだったり盛り上がったり。
 島田さんの事があって、しんみりするかと思っていたが、
 和やかに客席と遣り取りしながらライブは進む。
 ブルースっていいなァ、と思った。ギター1本で何でも出来るって凄い。
 「おそうじオバチャン」が聴けるとは思っていなくて、嬉しい。
 最後に「見上げてごらん夜の星を」を歌い上げて、おしまい。
 またチキンジョージかどっかで観られたらいいなァ。

みんな楽しんでたなー、響都の宴で普段聴く事のなかった人の唄が聴けて
よかったなー、と思っていたが、アウェイだったようである。。。
野次に「うるさい」と野次っていたのは怒髪観に来た人なんだろーか*1
終盤はそういうのもありなんかしらん、と思っていたら
木村さんがやりづらそうだった、という話を後で聞いた。
木村さんがやりづらい、というのは怒髪天にとってもやりづらいのでは
ないかな、と思う。
ステージ後ろの看板が新調されて「怒髪級!」のイラストになってるよ、
と思ったら黒板風になっており、「日直・上原子」と描かれていた。
だから提燈片手に登場されてたのね。

怒髪天
 酒!ブルース!なセトリ。
 いきなり「ぐでんぐでん」だもの。シミさんスラップ炸裂。
 5月の野音の時に木村さんが観にこられ、磔磔の水島さんが紹介して
 下さる・・・という事で
 ステージとは違って普段は怖い人だったらどうしよう?と思っていたら
 ステージそのままだったそうだ。遠くから酒の匂いで分かるとか。
 (この辺の話は今月の音人の兄ィ連載に詳しいです。)
 チャンカトは舞台下りたら笑ってなかったそーだ。
 兄ィ曰く「(木村さんのライブは)酒片手に一番前で観たかった。
 俺達が呼んだのに」だそうだ。
 友康さんだけではなく兄ィも(あとのお二人もかな?)憂歌団が好きで
 ブルースっぽい曲を作っておられたそうだ。
 という事で昔の曲を。
 「流れる雲のように」はシミさん加入して最初に出来た曲なのだそうだ。
 「俺が21の時」って仰ってた。
 最近のライブでお馴染みな「歩き続けるかぎり」等は無し。
 日本で一番酒の唄をやってますよーってことで「ビール・オア・ダイ」に
 「酒爆」。
 坂さんの叫びは「○周年!」。磔磔か響都かどちらの周年なのだろうか。
 「ヘベレ・ケレレ・ヨー」でどっとはらい
 「労働CALLING」は演るかなー、と思っていた。
 「トーキョー・ロンリー・サムライマン」は演ってた。
 久し振りの「ビール・オア・ダイ」のアコでもゲストありでもない
 4人だけのを聴いて超嬉しくて記憶無いっす。
 ああでも友康さんとシミさんがアイコンタクト取りながら
 「ううん」みたいな表情しながら弾いてはったのやら
 ギターソロで客席にせり出して「まだまだ!」という感じで
 弾いておられたのは覚えている。
 詳しいセトリはググりやがれです。

変な喩えですが、木村さんのステージは上方落語のようで
怒髪天のステージは江戸前落語のようだ、と思った。
間合いがね。
落語の枕や話の合間合間にお客さんの反応みながらぽそっと
言わはる、そのタイミングや話し方、
くすっと笑わせるポイントへの落とし込み方が
そんな風に思えた。

アンコールを待っていたら、下手側をスタッフさんや楽器がうろうろ。
何かトラブってたんやろか?
と思っていたら、友康さんのみ登場。すっごいワクワクしてはる。
「海外からのスペシャルゲストを紹介します。」

ウィルコ・ジョンソン!」

まじで!?
道理で水島さんも通路側に出てこられる訳だよ。
木村さん、水島さん、友康さんでセッションしはるんかと思ってたが。

ウィルコ・ジョンソン
 不勉強なんで詳しくないけれど、凄いという事だけはよく分かる。
 いつかちゃんと聴こう、と思っていたけれどまさか生で磔磔
 聴けるとは思っていなくて、口ポカーンで観ていた。
 3曲くらい演って、途中でもう一人ギターの方が入られていた。
 前にいた人が振り返っているので、楽屋へ上がる階段を見てみたら
 怒髪天の皆さんが観ておられた。
 シミさんや友康さんが目をキラッキラさせてご覧になっていたよ。
 そりゃそうだよなァ。
 セッションやらないかなァ、でも演奏できる時間も短くなってるし・・・
 と思っていたら友康さん登場で1曲。
 どちらの顔真似かは分からないが表情や首をふるふるっと振るのを
 お互いにやりながらセッション。
 残念ながら柱であんまり見えんかったとです。。。
 ほんっとに楽しそうで、観ている方もものっすごく楽しい。
 最後にもう1曲、怒髪天+ウィルコともう一人のギターの方*2+木村さんで
 セッション。
 木村さんの唄、よーく聴くと「2+2は4、2×4は8〜」って
 歌っておられたような。

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
おれは怒髪天木村充揮を観ていたと思ったらいつのまにか
ウィルコ・ジョンソン・バンドを観ていた
・・・とポルナレフAA状態で帰宅。
もしかして、客席レイアウト見直しがあったのも「凄い夜になる」のも
ウィルコが登場するからだったのか?と思う。
駅でOさんにお会いしたが「ウィルコすごいですううう」状態で
あんまりきちんとお話出来ず。申し訳ありません。
木村さんのギターの音、どんなふうになってるんだろう、
って教えて頂いたらよかったなァ。
全くもってそういう所で嫌んなった、ですよ。

*1:敢えて界隈とは言わない。

*2:申し訳ありません、お名前分かりません→クアトロチラシによるとBenjamin Tehoval氏のようである※2012/10/11追記