社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

お嬢様、執事喫茶に帰宅

お嬢様、キャバレー遊び前に執事喫茶に帰宅・・・行ってきました。
池袋のSwallowtailというお店。
ここは”帰宅”すると執事が出迎えてくれて、紅茶とスイーツ
(ランチも限定であるっぽい?)をサーブしてくれるのである。
予約がなかなか取れないらしいが、頑張って取りましたですよ。
お嬢様仲間のnさんとご一緒して参りましてよ。


少し待つと銀髪の執事が出迎えてくださる。執事の中で一番偉い人みたい。
席までの案内はフットマン・・・こちらの執事は若いな。
まだまだ執事成り立て、みたいな。
メニューを説明してくれるのですが、「ははーんドジっ子さんかいな」
という感じ(粗相は全くありませんでした、念の為)。
スイーツプレート、アフタヌーンティセットは成る程なのですが
紅茶の種類が多い!
悩んでいたら担当フットマンが注文取りに来ちゃいましたよ。
用事があればベルを鳴らすのですが、あまりに悩んでいるので来ちゃった。
小生はスイーツプレート”もみじ”とトゥーランドットという
正山小種(ラプサンスーチョン)。
かなりスモーキーらしくて念を押されたが此処でしか飲めないお茶なので
お願いした。
スイーツも紅茶もレベル高いです。
スイーツ3点にもみじの葉があしらってあって、甘さもしつこくなく。
トゥーランドットは香りこそおかず?だったがストレートで飲み易い。
お土産に欲しかったですぅ。。。
調度に見とれたりなんぞしていたら緊張して無口になっていると思われた
らしく色々話しかけられる。
写真NGなのでお見せ出来ないのが残念です。。。
お茶を注ぐのも「火傷してはいけませんから・・・」とフットマンに頼んで
注いで貰う。
お手洗いに行くのもお手洗いから席に戻るのもエスコート付。
「仮令1メートルでも、地雷があっては困りますから」だそうです。
時々「いかがですか?」と声を掛けて下さるのだが、その時のトーク
面白い。内容はさておき、切り返しが上手い。
ま、こちらは緊張しているのではなくて、大声で話してよいものか
思案していただけなのですが・・・。
「奥ピンはうまづらなのか?」とかそんな話なんだもの。
スターリンの話とか。どんなお嬢様達なのやら(笑)。
秘かに「奥野さんが執事だったら・・・」「竹安さん・・・」「友(略)」
てな事を考えるあほな小生。
そこにのってくれるnさんの頭の回転の良さに感涙しましたですよ。
や、でも、勝手に「奥野」と呼んでいた執事もあった。ナイショだ。
ほんっとにお茶が美味しくて幸せ。
そんじょそこらのお茶が売りの店より美味しい。
都度フットマン呼ぶのがまどろっこしいせっかちなお嬢様であったが^^;


で、企画モノ喫茶といえばメイド喫茶だの女中喫茶だのありますが
あのテの店みたいにお店の人と交流して・・・というイベントは無い。
普通の紅茶専門店で手厚く持て成される感じか。
時々話しかけられる程度で。
必要以上に「アテクシはお嬢様(奥様)ですわよホホホ」とならなくて良い。
意外と執事が気さくだし。
担当以外のフットマンも来てくださるので(奥野とかね・・・)
なかなか面白いです。
キャラクター分けもあるのかしらん。
眼鏡率も高いので、眼鏡男子好きには絶対オススメです。


唯一残念だったのは、時間が来たら「乗馬の時間でございます」と
声を掛けて貰えなかった事。
時間が決まっていて、予約時に「お嬢様」「奥様」「お坊ちゃま」等と
呼び方や時間が来た時の声の掛け方を指定出来るので
乗馬に・・・と思ったのだけど。
でもね、執事長(?)が「遠方ですがまた帰ってきてくださいね」と
声をかけて下さったのが嬉しかった。
接客のプロだなー。
帰りしに年配の執事が居ない事について訊いてみたら
担当のフットマンが「こう見えて四十代です」。
そ、そこまでサービス求めてなかったよ。。。


また機会あったら行きたいなぁ。
あとあのラプサンスーチョン欲しい。。。


追記:執事とフットマンは職業として別なのだそうです。
   ご指摘ありがとうございます。
   執事の若いのがフットマンというのをやってんだと思ってたよ。。。