社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

お陰様お互い様

先日懐かしい人々に再会しましたが、どーもその後で
「稲沢が全然変わってない」という話で盛り上がったらしい。
アタイが相変わらず見目麗しく、ハタチに見えるって事かい?
(自分で言ってて恥ずかしい。←なら書くなよ。)
変わんないねー、と思ってるのはお互い様だろう。


大学時代を振り返ると、同学ですごく怖い人が居た。
大抵は気さくな奴らの中では寡黙で、あまり喋る事が無かった。
存在感が違うというか、醸し出す雰囲気が厳しいというか。
同学なのに丁寧語で喋っていて、先輩に怒られた位で。
で、そんな人に怒られてごらんなさいよ。
もーほんとに怖くて怖くて。
元々「私の存在価値ってなに?存在してる意味ないやん」と
クヨクヨしていた上に怖いと思ってる人に怒られて怖くて。
だけど誰にも言えなくて。
人生で最初に神経やっちゃいました(笑)。
今振り返ると、必要以上に構えてた所に「ああやっぱり怖い」と
いう学習しちゃったんだろうね。


ただ、人生どこでどうなるんだか分からんもんで、
壊れる引金引いたのもその人なら、
「稲沢がダメなら、俺らでフォローしていかなあかん」と
再生のきっかけになったのもその人。
(とは言っても、最終的には同学みんなのお陰で立ち直れた訳だが。)
取り敢えず「死ね蛆虫野郎!」と迄は思われてなかったようで安心した。


多分ね、当時も今も話しかけるノリはあんまり変わってない様に見えるけど
構えないで話が出来るようになったのはここ数年の事だと思う。
「うおーお久しぶり!」なんて10年前の自分には考えられなかった。
案外中身は変わってるんだ。
これもお互い様、ってか(^-^)