社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

読書感想文の思い出

しかし、はてなさんの読書感想文のキーワード辿ったら色々出てきた。
「つまらんからやらんかった」というロックな方とか。
どうせ本人が書かないなら、その位の度胸を見せて欲しい気もする。


折角なので色々思い出してみた。
よい子は真似しないように。
・かっぱの話でどうしても書けないので、かっぱに手紙を書いた。
・夏休みの宿題は手伝わない主義の母が、見るに見かねて
 ネタを繰ってくれた。
 「・・・でした。この後は自分の感想書き」「かわいそうだと思った」
 「ほな次、・・・」
・「どくとるマンボウ航海記」が面白かった。めっさ面白かった。
 兎に角、面白かったが、それ以上の感想が書けなくて困った。
・同級生が映画を見て、原作の読書感想文を書いたが、原作にないシーンが
 印象に残ったらしくてその感想を書き、見事にバレていた。
・賞を取った読書感想文を読まされた。感想ではなく謎の哲学になっていた。
・ある夏の会話。
 稲「『堕落論』読みたいなー」
 友「友達が読書感想文用に読んだらしいけど死にたくなったって」
 稲「ほなやめとこ」
 多感な思春期だったのよね、あの頃は。
・読書感想文1つで2万、文字数にするとJAPAN REVIEWより割りが
 良いのでは。。。


今、書くなら太宰の「人間失格」だろうか。
ありゃあ良いぞー!


とか言いつつ、何故に読書感想文は夏休みの宿題の定番なのだろう?
今、文章を書く上で役に立っているのは高校時代の小論文の書き方と
「話にオチを求める」関西人の性である。
読みたくなったら何なりと読むしなー。
課題図書では書かなかったしなー。
「夏の100冊」の類も、今や読書感想文向けぢゃないしなー。
「人に自分が読んだ本を薦めよう」という文章だったら「どくとる〜」で
目一杯書けたのになぁ。
目的持って読んで、書けるでしょう?