社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

サカナクションの歌を昼飯前に聴いたせいです。

サカナクションの新曲のPVが面白い件。

話題のダンスもですが、稲沢的には
・人形がクラフトワークのあのメンバーのマネキンみたいなんに似てる
・出てくる女性の怪しい感じが「プロパガンダ」の「中国女」みたい
という所が観どころである。

ちょっと前にラジオのDJさんがサカナクションを観に行かれたそうで
番組でその話をしていた。
大きいハコだったら映えるんだろうなー。
で、「ナイトフィッシングイズグッド」だっけな、1曲流れた。
作業しながらぼんやり聴いていて思ったのだけど、
大抵、音楽が流れてくる時にまず歌詞やメロディが伝わって来るけれど
サカナクションは「サカナクションである」というのが伝わってくるなぁ。
歌詞が聞こえてへーふふふーん、とか、メロディが面白いとか単調とか
そんなんの前に「これはサカナクションである!」と。
アルクアラウンド」はあんまりそんな事なかったけど
上記新曲もそんな感じでした。
オリジナリティという凡庸な形容ではなく、只管「サカナクションである」
というのが、ただただドドーンと伝わってくるというか。
がっつり聴いてる訳ではない所為もあるけど、シンセ耳・ギター耳にも
ならない。
良し悪しはさておき、面白いなー。
そこまでドドーンじゃない方が市井の人々には伝わりやすいと思うが
そういった親切さを敢えて持たないのが面白いしマニア受けするだろうし
そもそも歌詞を伝えようというバンドではないだろうから、
それはそれでいいと思う。