社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

概念って便利なのかも

岡崎体育のアルバムがオリコンウィークリーで10位以内に入ったそうで
凄いなぁ、と。
素晴らしいのだけど、良い音楽、というだけじゃ上位には来られないのかな、
とも。
個人的に職場のラジオで「MUSIC VIDEO」聴いたらグシャーッとなってて
つまらなくなってしまうのだけど
そんな劣悪な環境で音楽聴く人は少ないわな。
おうちで映像ありで聴く限りは面白いと思う。
でも音楽が面白い、にプラスしてMVが面白いとかSNSで宣伝しまくるとか
各種媒体で話題になるとか、そういうのが無いと人に聴かれないのかな。
個人的にはそのうち「MUSIC VIDEO」の真似しが出てきて
そういう奴に限って後ろ盾しっかりあるから死ぬほど聴かされるのかと
早くもげんなりしている。

そういう意味で、くるり上海蟹の歌はどうなるんだろう。
15秒ほどのキャッチーな部分だけ何回も色んなバージョンでSNSに上げている。
今ドキな拡散方法だなー、と思う一方でそういうやり方じゃないとダメなのか。

JUNGLE★LIFE
 紙では久しぶり。
 早く松原さんコラムが復活しますように。酷か。
 既存のモノを否定するのは視点が変わって新しいモノが生まれる
 きっかけとなって良いが、どうなんだろうね。
 色んな人に聴かれる為に届くように、という努力までしなきゃ
 いけない時代に。
 例えばあるアーティストだけ”レコ発”という言葉を否定して
 ”うんとこ”と言う事にしたとしよう。
 ”うんとこツアー2016””うんとこツアー2017”というと面白いけど
 たまに音楽ニュースで見かける程度だと伝わりにくい
 興味持たない人に興味を持たせる事が出来るのだろうか。
 それでも「俺は固定概念ぶっ壊して独自の世界作ってくんだ!」
 なのか。
 まぁええんやろうけど。
 そのアーティストとファンの結束は深まりそうだし。
 固定概念はぶっ壊すにしろ誰かと共有するにしろ意味はあるのだなあ。
 既存の古臭いモノにも意味があるんだろうなぁ。
 「お盆過ぎたら海水浴しない」みたいに。
 迷信だけじゃないみたいですよ。
・Rooftop
 上旬に手に入れて下旬になってもまだ読んでる途中か!と。
 9mmとフジのインタビュー良かったですよう。
 ぶっちゃけ他の媒体読まんでも、Rooftopで十分なんじゃなかろうか。
 9mmはリズム隊2人のインタビューで、キャンペーンで卓郎不在とは珍しい?
 と思ったのだが、ある意味このアルバムを表してるのかも。
 まだ聴けてないので、早く聴きたい。

新しく出てきたのを面白いと思えないのは老化で頭固くなってるからだろうけど
それだけじゃなくて「俺達が新しい事をやるぞ!」というのを見て
「いや、過去に色んな人が挑んでますがな」と分かってしまうだけの
知識・経験が身についてしまってるからかもな・・・。