社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

困ってるひと

すごく不謹慎かつ尾篭な話します。
先週末からお腹調子悪くて、それこそ外出直前にトイレ篭城、
冷や汗で着てたうにくろエアリズムがひんやり冷やしてくれるという
大変な状態であった。
それでもこんなに苦しいのに、お尻がなくなるなんて想像を絶する!
と直前まで読んでた本思い出してトイレでのた打ち回っていた。

「困ってるひと」(大野更紗ポプラ社文庫)読んだ。
えええーって話ばかり。
難病と闘わないといけないのに、自力でやらなきゃいけない事が
こんなにも多いなんて。
大野さんはなんだかんだで自力で何とか出来はったからいいけど
ほんっとに寝ついたまま動けない人はどうするんだろう。。。
家族・友達がいたらいいけど、殆ど居なかったらどうしたらいいのか。
と、友達の少ない小生は思ってしまった。
制度、どうにかなりませんかねぇ。
病院側の人が代筆してくれたりとか。
(とはいえ、先生が一筆書いたのが全然ご本人の実態にそぐわなくて
 受けるべきサービスが受けられなくなったりしたそうだ)
壮絶、なんて軽く言えないような状態なのにすごく明るい。
明るく書かざるを得ないのかもしれない。
そのくらいテンション高くしないと書けないのかもしれない。
強いなぁ。
でも強くないとやってこれなかったんだろうと思う。
みんな一度は読むべき本である。

その他。
PSYCHO-PASS ASYLUM 2(吉上亮/ハヤカワ文庫JA
 面白いんだけどな、話広がりすぎてやや蛇足なような。
 いやいやそのエピソードはそんなになくてもいいだろ、な。
 これくらいじゃないと弥生とリナの間の落とし前がつかないのか。
 一連の「PSYCHO-PASS」のノベライズ、よく考えたらギノさんの物語が
 結構多いような気がする。
 朱はすっかり管理職だよなぁ。
・GiGS
 ねごとちゃんの連載、それ目当てには買わないだろうけど
 買った時はしっかり目を通して、余裕あれば弾いてみよう。
 しかしすっかり世代交代しちゃったなーって感が。
 アシもgssも登場してるから実際のところそうでもないのだろうけど
 「どんでん返しギター・テク」に登場する面子見てたら、そんな気持ちに
 なってきた。
 こういうのって若手だけじゃなく中堅さんも登場した方が良さそうなのにな。
・ROCKIN' ON JAPAN
 色々外野とか聴き手とか気にしなくてよろしいんですのよ、
 思う存分好きなようにやってくださってよろしいんですのよ、と思っていたが
 好きなようにやってるのが今なのかー、と。
 それにしてもフジって留まる事なくこんな転がりまくるバンドだったっけ。
 留まりはしないがだるまさん状態でなむなむ期間が要る人達だと思っていた。
 なむなむだけどよく考えたらライブ結構やってはるよなぁ、みたいな。
 なむなむもころころも好きなようにして頂くのを我我は面白く見守るだけである。
 でもギターは弾きまくって欲しいなー。たまにはプログレって欲しいなー。