社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

音楽の力

ミュージシャンの政治的発言って、どうなんだろう。
話題にする事で「そんな事があるのか」とニュースを気をつけて見るようになるので
喚起にはいいんだろう。
しかし最近話題になりがちなゴッチ、あとジュリーが客に「嫌なら帰れ」って
言った経緯はちょっと・・・。
ゴッチは「週刊金澤」収録の対談でもすげー言いたそうでしたな。
その位、事ある毎に延々と語らずにはおれない昨今の情勢ではある。
が。

そんなに音楽って、力ないんですかね。

自分の気持ちを表現したくて音楽やってるんですよね。
歌詞や音に込める事は出来ないんだろうか。
それでMCやインタビューで 少し 触れればよい。
ゴッチには「THE FUTURE TIMES」で表明するという手段もある。
なのに音楽、その他表現物じゃ足りなくてわあわあ言っちゃうのは何故だ。
そんなにご自身の音楽には力が無くて、伝わらなくて、
のべつ幕なし言っちゃう方が早いんだろうか。
パンクやエモをもってしても、力ないんですかね。
伝えたい怒りなり思いなりを音楽にするのが簡単ではないから音楽制作で
うんうん苦しんではるんやと思ってた。

逆に何らかの表現物として世に出して、さらりと「こんな思いで作った」って
少し追加説明する方が、余計刺さると思うのだけど。
SNSで日々の生活を出してるところに、そっと「このニュースについてこう思う」って
意見してみたり皮肉ってみたりする方が心に留まりやすいのだが。
延々と話するのも大事かもしれないが、見かける度に音楽って非力なのか・・・と
悲しくなる。