社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

syrup16g Hurt リリース記念ツアー「再発」 at なんばHatch

妙にそわそわして仕事が手につかないのはいつもの事だが
楽しみな以上に緊張して吐き気がする始末。
開演前にぶッ倒れるんでは・・・と思ったがその前にマダームMさんに
お会いして23日の話など伺う事が出来たので回避。
無我の境地に達していたのかもしれないが。

開演前SE無いんですねぇ、等と言っていたら音楽が聴こえてメンバー登場。
「Stop Brain」で演奏始めてすぐ「申し訳ない!」と聴こえたけど*1
あれは五十嵐?タイコさん?と分からないくらい後ろで埋もれていたので
どよめき・拍手で登場が分かった次第。
前半は辛うじてキタダさんのご尊顔が、後半は五十嵐のご尊顔と頑張ったら
ギターが見えるか?という状態だった。
タイコさん見えたで其処居てはったんやー、という瞬間もあったけど
立ち上がってキック踏んではったんかな。(友人の話から想像)

セトリ等はどっか他探してください。

思ってたよりギターの音が丸かった。
そしてもっと殺伐としてるのかと思ったけど、淡々とライブが続いていた。
後半盛り上がるのだけど何曲も畳み掛けるのではなく、曲で盛り上がっては
静寂、という感じ。
最初は声援も飛んでいたが、あんなに曲間がしぃんとなるのも珍しいような。
スティックを取るのか置くのか、そういう音まで聞こえていた。
syrupはいつもそうなのかな。
新譜より昔の曲が盛り上がるのはどのバンドも同じなんだろうか。
「ex.人間」でうるっときた。なんでやねん。極度のドライアイで良かった。
syrupは歌詞が注目されがちな気がするが、実は曲が美しいのだ、と思った。
ドラマチックなんだけど押し付けがましくない。
「Hurt」は特に展開が見事なような。
そして五十嵐、タイコさん、キタダさんの演奏が見事で。
クリアではっきりした音。
五十嵐の声が綺麗で、だからこそ声がよれたり絶叫したりすると凄まじい。
刺さる。
しかしあんなに朗々と歌う人やとは思ってなかった。
喋る時もぼそぼそっとしてるんだと思ったらハキハキ喋ってはった。
ラジオゲスト登場時のトークが面白かったという話を聞いていて
ぼそぼそだけど機転が利いてて面白いんだと思ってたら素で結構喋りはるんや。
「このライブが終わったらまた引きこもります」というようなMCも
あったけど、引きこもってもまたすぐ出てきて欲しい。
新曲無しでもライブやって欲しいなぁ。
観たいなぁ。

贅沢を言えば「メビウスゲート」聴きたかったな。
それと五十嵐のギター持ち替えの数々を観たかった。
赤のストラト(?)とサンバーストのストラト(?)がちらっと見えた
程度だったので。
ストラトかどうかも判別出来ないような状態でした。。。)

syrup16gを生で観る事が出来るなんて思ってなかった。
2008年に解散してから6年、みんな色々あった。人生大きく変わった。
久しぶりのライブがsyrupだった人も沢山いらっしゃるだろうな。
ろくでもない世の中がよりろくでもなくなって、個人的にも
希望持てなくなってきたが
観たかったなぁ、と思っていたsyrupを観られる日が来るような事が
本当にあるならもうちょっとだけ希望持ってみてもいいのかな、なんて。
(16g分・・・だと結構多いな。)

今回会えなかった友達とは「次のライブで会おう!」と約束しているので
そう遠くないうちにライブやってください。

コレ書くにあたりちょこちょこっとツイッターや他の方のブログを
拝見してたのだけど、ほんと、愛されてるなぁ・・・syrup。
アイドルかよッ!と思ったけど全然厭じゃない。

どうでもいいニュース:
帰りに貰ったなんばHatchのチラシで「SOLD OUT」となってなくて驚き。
作成の時点で「SOLD OUT必至」状態って事なんだろうけど
即完だと思ってた。
最初の先行で取れたと思われる友人と後からの先行で取れた小生・友人の
チケット番号があんまり変わないんだもん。
あゝHatchはこんなに沢山の人が入るんだよなぁ・・・と思う番号で
まぁsyrup観られて(生で聴けて)御の字だ、と思ったら
まだその後に番号あったのか!でしたから。

もっとどうでもいいニュース:
本編終わったの気づかなかった。
最後の曲の手拍子がアンコールみたいだなぁ、と思ってたら終わってた。
ステージが見えないくらい埋(略)

*1:五十嵐だそうです。妙に不穏なギターだと思ったら。チューニングおかしくなってたんだろうか。