社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

怒髪天 DOHATSUTEN三十路(ミソジ)まえ”七色の虹をかける野郎ども” at なんばHatch

昭和歌謡テイスト対バン。
又は、新旧ビスタライト対バン。
今の坂さん、前のかみじょうのドラムセットがビスタライト。
或いは、ハーフパンツで走り回るメンバーが居る対バン。
多分この7本のツアー最年少の対バン相手なのでは。
ライブ前、先輩界隈さん達とお茶して楽しい時間を過ごさせて頂く。
何故か2階席と紹介される。なぜだ。謎は全て解けた!

開演前SEが80年代テイスト。90年代もあったか?
80年代テイストといえばこないだのフジのDJ山総もだったが
方向性が違う、でもどっちもギターかっこいい曲多いんよねぇ。
「ごはんができたよ」に感激。

9mm Parabellum Bullet
 久しぶり。2008年クアトロワンマン以来。
 タイトル失念したけど、ほぼ知ってる曲。(後で確認しておこう)
 対バン相手よりも「9mmを初見のお客さん」向けな感じ。
 こっそり誰かの好きな曲とかやってたんかも?
 (バの字の時は友康さんが好きな「空、星、海の夜」やったりしてた。)
 滝ちゃんは後ろ方向に動き回るんだねぇ。
 今回2階からまじまじとドラム観てた。目が離せなかった。
 音だけじゃなくて叩き方で”魅せる”ドラムだった。
 どんだけスティック回すのよクロスして叩くのよ。
 スネアも中央と上手側と2つあるんかな。
 重厚な一方、なんだったかの曲のタム回しがふんわりしていた。
 両脇2人が暴れ回るのを支えるようで「いーや負けてないぞ」って感じ。
 MCは卓郎が素朴な感じの。お人柄ですね。
 ツアータイトルに掛けて「俺達でも虹かけられるんですね」
 「皆さんも虹のそれぞれの色を発して、それが同じだったら相性が良いと」
 というような話、あと「濁声をシンフォニーして」というような話。
 後半は怒髪天の後で俺達も武道館でやります、しかも2日、
 怒髪天で目いっぱい盛り上がって下さい、俺達が後片付けするので、
 2日あったら跡形もなく壊しますので・・・というような話も。
 今年はパンクなカズ中村も来年30周年なのだそうだ。
 マイクスタンドの低さは変わってない。

かみじょうセットのバラシ観たかったが憚り行ってました。。。
照明落としてるから席に居たって見えなかったか。

怒髪天
 9mmの時よりぐっとステージが近く見えたような。ふしぎ!
 9mmの時は横にうわーっと流れていた客席、今度は縦に揺れる!
 「オトナノススメ」のバンバンの腕の波は壮観だった。
 ハッチの広い床が見えないよ、見えないくらいぎっしり人が居たよ。
 「欠けたパーツの唄」「N・C・T」「サムライブルー」などなど聴けて嬉しい。
 怒髪天は昔の曲も久しぶりな曲も最新の曲も。
 「喰う為に〜」はやっぱり良い歌だ。皆さん聴きやがれ。
 「あえて荒野をゆく君へ」があったから、シミさんがもう一度怒髪天やろうって
 声掛けはったんやね。
 シミさんがいい曲があるのに埋もれてしまうのは勿体ないって声掛けはったのは
 知っているが、この曲だけじゃないとはいえ、具体的に曲名挙げはったんは
 初めて知った。
 兄ィはベース回し、スティック回し等等に触れ「ベース回しは回す用に
 出来てるんじゃ」と、MC中真似しようとするシミさんを「壊れるから」と止める。
 坂さんはスティック投げて回す風にスティックを両手で回すが
 くるくるスティック回ししながら叩く坂さんは違う気がする。
 ツアータイトルに「三十路」とあるのを見て「意外と若いんだな」と
 言われたそうだ。
 30年前パンクバンドとして結成して今までなんだったんだ、と。
 結成当時オギャーって生まれた子が今こんなんですよ
 (とかみじょうドラムの真似)
 実際に30年前オギャーだったのはカズなのだが、赤子な事に違いないやね。
 面白い対バンだよ。
 友康さんとこ、機材トラブルがあった模様。
 PAか足元系の何某か。
 冒頭ですぱーんとギターが聴こえなかったのは9mmで耳やられてただけだと
 思っていたが、関係あるんだろうか。
 曲間、何度かノリさんかな?が行っておられた。
 後半も必死で設定やチューニングいじってはって兄ィに話し掛けられても
 あまり返事なさらず。それどころじゃなかったんだな・・・。
 兄ィが「大事なお道具ですから」と仰るのにお道具というか体の一部だよなぁと
 思う。
 しかし演奏中はトラぶってるとは思えないアツさ。
 アンコールの時だっけな、楽屋でモニターで滝&卓郎でギターハモってるのを
 観て、もう1本重ねて弾いたりしておられたそうだ。
 「9mm入りたい!」って。
 観てみたいが、友康さんが入ったら15mmくらいになっちゃうね。
 ギターの話に触れるとは思っていたが、あんなに満面の笑顔で語りはるとは。
 お流石です(坂さんぽい感じで)。
 兄ィの歌が全力すぎて、観ていて心配になるくらい。
 「雪割り桜」のラスト、無事舞台袖まで行けるのか?私で宜しければ
 肩お貸しします、と言いたくなるくらい。
 酒爆は「レインボー!」、いい千秋楽でした。

ギター練習しよ。
その前に割れてる指治さな(泣)。