社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

LOVE POP!キース・へリング展−アートはみんなのもの at 伊丹市立美術館

先週日曜に行ってきた。
チケットの端っこにあの四つん這いの人がついて、その形に切り取られていて
かわいい。
どっかに置いてしまったので、手元にあれば写真貼るかもです。

ニューヨークの地下鉄の広告のとこに貼られていた黒い紙に人や犬が
描かれていた。
これがキース・ヘリングの作品だったとのこと。
きゃーとかわーとか声が聞こえてきそうな、ストーリーがありそうな絵。
お腹に穴が開いた人はジョン・レノンからイメージされたらしい。
その他赤ちゃんの誕生やら「アポカリプス」というストーリーを持った作品など。
「アポカリプス」は文字とモナリザ等に落書きみたいに描き足したような絵。
ストーリーがあっても、そういうの深く考えずに楽しめる。

面白いなぁと思ったのが、日本の子供達とコラボした作品。
ヘリングの単純明快な人の絵がおっきく描かれている所に
子供達が自由に絵や文字を描きこんでいるのだ。
人の中は赤、左は黄、右は緑・・・と区切られている場所毎に色が統一されて
いる。
遠くから観ると「ドッグ」みたいな感じのカラフルな絵のように見えるが
近くで見ると名前やオバQやうんこやなんか色々うじゃうじゃ描いてあって面白い。
観てる方もわいわい楽しめるけど、描いた子供達は本当に楽しかっただろうなぁ。
ヘリングも「そう来たか!」みたいに楽しんではったんやろなぁ。
美術館に来る途中の壁にもそんな作品あったけど、あれは複写だったのか
「今また再現してみよう!」って描かれたのか何だろう?

あと知らなかったけど「POP SHOP」という自分の作品やデザインしたグッズを
売るお店があったらしい。
東京にもあったが、偽物が大量に出回ったので閉店したらしい。
美術館の物販ではレターセットやポストカードを買って帰った。

伊丹の美術館周辺はアート・クラフトにも力が入っているようで、
作家さんが作った器やアクセサリーを売るお店があった。
かわいかったよー。
近所だったら、ワークショップに色々参加出来るのになぁ。
その他、酒蔵メーカーのイベントがあって人がごった返していた。
振る舞い酒を配っていたけれど、並んでいる人を見たら普通のワイングラスに
ワインやビールが注がれた状態で持っている人がいて
飲みながら振る舞い酒を待っていたみたい。
ジャズコンサートもあって面白そうでした。