社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

女子高生だからって制服ってのもどうも変

地元ラジオの今月のヘビロテが井手綾香
1日3回は聴くんじゃないだろーか。
ピアノ1本と歌ってすごい、でももしかしたらピアノも本人が弾いた方が
良くないか?
と思っているところにスペシャエリアで生演奏。
やっぱり本人が弾きながら歌う方が良かった。
上手いというのとは違うけど、歌にちゃんと沿ってるってそりゃそーか、
音源だと”おりこうさん”な感じがしたなァ。
奔放に弾いて、歌ったらいいなぁ、と思う。

しかし何故に”現役女子高生”がキャッチコピーになって、
かつ”現役女子高生”というと制服なんだろう?
「わたしきょう〜失恋しました〜」な人も”現役女子高生”で
PVでは制服姿で教室で歌ってたし、他にもおったような。
いつまで女子高生やねん!なバンド(歌い方は完全にアイドルやん)も
ずーっと制服的な衣装だし。今は違うのか?
女子高生のシンボルなのだろうか。
制服は中学生でも小学生でも着るし、下手すりゃ大学だって制服あっぺな。
専門学校もあるとこあったような。
寧ろ、高校の制服無いです、とか普段着ませんという所もあるんじゃないか。
小生の母校も基本制服だが私服OK、という所だった。
ジーンズはOKだがアロハシャツNG、ショートパンツ・キュロットスカートNG。
結局面倒臭くてボトムは制服のまま上だけ適当に着る、
なので「あそこの高校は上だけ自由」というデマがあった位で。
因みに制服自体は地味なもんでした。
絶対”現役女子高生”シンガー、アイドルが衣装にしない(笑)。
閑話休題
別に女子高生だからってトークまで制服じゃなくていいと思うんだけどな。
チェックのスカートに若干ゆるめのリボンタイ(蝶ネクタイ?)っていう。
昔はわざわざそういう服買って来て着る人もいたんだっけ。
ライブは制服、普段は女子高生らしい私服(勿論スタイリスト付き)で
いいと思うのだが。
”現役女子高生”というだけで、制服着せて清楚な感じで・・・という
戦略になっちゃうんだろうか。
いっそよくわからない服を”制服”的に暫く着せて活動するとか、どう?

戦略といえば、10代デビューの子とかちゃんと育てていけるんだろうか。
10代デビューではないけど、一部バンドで「ほんとに今やってるのって
自分達のやりたい事やったん?」と感じるのがあるので。
メジャーデビュー前にフリーペーパーで知った某関西出身バンド、
その時の印象と今が全然違う。
今の方が大きい会場で広々出来て良いんかもしらんけど
なんだかアイドルみたいになっちゃってるような。
それで本人達に”やらされてる”感が無いといいけどね。
恐らく考えてもみなかった新しい良さに気づけたんだろうと思いたいが
後から「あの時はやりたい事出来なかった」なんて言われたら
ファンも悲しいと思うよ。。。
一方で契約はあるんだろうけど、ある程度自由に出来てるバンドも
あるので、運なんだろうか。
やりたい事やりつつ足りない所を補って作品作りに専念するアーティスト、
やりたい事させようとしつつ無理させずに違う方面に上手く導いて
本人も予想つかなかった才能を花開かせるスタッフ、
そういう出会いの運も含めての実力、なんだろうか。