社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

中田裕二 SONG COMPOSITE 2001 at 神戸チキンジョージ

さとがえるコンサートご無沙汰なので、ソロアーティストのライブも
椅子があるライブも久し振りだ!
女子率というかお洒落さん率高い!おめかししても大丈夫だもんねぇ。
ぎゅうぎゅうに置かれた座席の、ピアノがわりとよく見える辺りに座る。
始まるまで暇なので「YAMAHA S90XS」などと機種メモってみたりする。
どんな感じなんでしょうねー。

以降、ネタバレあるにちがいないので、曲目とか知りたくない人は
打ち切って下さい。
詳しいセットリストは例によって書かないので他の方のとこ見て下さい。
会場毎にセットリスト違うみたいですけども。。。

中田のアコギ弾き語りにYANSY氏のピアノ。
ピアノは時々スプリットで左手でベース弾いてた?
時々登場したのはHammond44?
何より中田仰る所の「謎の機械」、あれは何ぞ?
ギターやタンバリン、時にはお客さんの手拍子を1小節分ずつ
録音・ループさせていたのだが。
(納得出来なかったら苦笑いしてもう一度やり直したり。)
LOOP STATION?
求む情報。

井上陽水の「少年時代」から始まり、チューリップやジャズスタンダード、
安全地帯(楽しみにしてました)、久保田利伸などなど。
オリジナル、と仰っていたソロ曲も結構あった。嬉しい。
途中、「女性の歌も歌ったらいいのに」と思ったら後半に集中していた。
シンプルなアレンジだけど、”中田裕二の歌”になっていたのは何故だろう、
声の所為かな?
少し癖があって、でもすぱーん、と伸びる声に心惹かれた。
カウント出す時の囁き声もなんかやらしーぞ。
「ワインレッドの心」から玉置浩二のプライベートが白日に・・・
と「白日」。
すごくかっこいい歌だった。
早く音源にならないかなー。
YANSY氏のピアノもめたくそかっこいい。。。
音圧がもう。くーっ。
「みずいろの雨」がすごくかっこよくて。
こんなにエモい歌だったっけ?と思う。
歌で酔わせたい、というか自分が酔いたい、と「ウイスキーがお好きでしょう」。
あんなに切ない歌だとは思わなかった。
(一瞬「ビール・オア・ダイ」だったらいいのに、と思ったのは内緒だ。)
今の歌は発泡酒みたいな簡単な(だっけな?)歌だけど
ウイスキーみたいに重厚に酔えるのがいい、と。
謡曲お好きなんですな。

あとMCがあんなにお茶目さんだとは思わなかった。
客席がどう反応してよいのやら(話しかけてよいのやら)?状態だったので
反応がないなあ、という感じだったか。
2回話しかけてみたり。
年齢層訊いてみたり。
神戸は幅広いのだそうです。
北の方は若い人が多くて、福岡は重厚だったとか。
御本人は30歳・・・同い年か1コ違いだと思っていたよ。うわーん。
あの色気、少し分けて欲しいっす。
そうそう、神戸飯を褒めておられた。
神戸牛。
どいつもこいつも神戸牛かいな(≧∀≦)
ビリー・シーンだってレミオ前田だって神戸牛の話してたがうんまいのか?
小生は食べた事が無い。
あるかもだけど、覚えてないくらいちょこっとだと思う。
A-1のステーキ食べたいよぉ。

本編は「ひかりのまち」で終了。
前半のMCで、本当はもう少しゆっくり休んで、今年後半から動き出す心算だったが
震災があって動き出さずにいられなかったそうだ。
自分に出来る事は歌うこと、歌を作っていくことだ、と生まれたのが
ひかりのまち」。
神戸も震災から立ち上がったし、故郷の仙台もそうなって欲しい、とのこと。
ピアノどんな風になってるの?うわあピアノ弾きたいアコギ弾き語りの
後ろで弾かせて欲しい、ああこの歌はこんな事があったなー、と思いながら
聴いていたが、この歌だけは歌に集中して聴いていた。
いい歌だな。
「旗を立てる」という表現が面白いと思った。
神戸だって、震災直後はどうなるかと思ったけれど、新しい街になった、
だから仙台だって何処だって、大丈夫。
そう思った。

アンコールは”歌謡ソムリエ”にオーダーするとそれに見合った歌を
演るのだそうだ。
赤がいい?白がいい?と客席に問いかけると、赤!白!と声が上がる。
其の中のロゼ!を受けて原田知世の歌。
日本酒!って声掛けたかったな・・・と思ったら、次で掛かった。
日本酒の取り扱いは無いらしい(笑)。
今度はドンペリ!を受けてオリジナル・ラブの「接吻」。
なまめかしい。。。
最後は「見上げてごらん夜の星を」。

本当に素敵な、いい夜だった。
お酒で酔うよりも、気持ちよく酔えたよ。