社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

顔で笑って 心で泣いて

昨晩、いい気分で帰宅するも、まだハイネケン1缶空けるには
アルコール分解酵素が足りないらしく、車窓に映る白い顔見て
うええーってなっていた。
そりゃ通りすがりのおとっつぁんに心配される訳だよ。。。
情けない。恥ずかしい。
寝る前についった見てたら友人が別の人に返信してるのが
丸見えになっていた。(これ気をつけよう・・・)
相手は小生の元知人、被災された方で安否が気になっていた。
ひとまずご無事なようで安心したが、ちょっと悲しくなった。
物凄く絶望されてるんだ、というのが分かった。


東北・関東の方がどれだけ見てはるか知らんけど、今、関西のいかなご
飛び交う地域はこんな感じ。
つか、正直ニュースでちゃんと観てるのはMBSの「VOICE」と
朝のよみうりテレビ神戸新聞だけなんですが。
・毎日「今何が出来るか」を特集し、被災された方に提供される家を紹介。
 阪神・淡路大震災で被災した方が持っておられる民宿かなんかの建物。
・物資だけではなくて、下水の復旧作業にあたる人が向かっているニュース。
 但し具体的にどの県のどの地域なのかまでは放送無し。
・逆に先遣隊として現地に行かれた方のインタビュー。
・現状について、辛坊さんが分かりやすくなるたけ安心出来るように説明。
・天気予報は仙台も。毎日見ながら一喜一憂(ほぼ憂)する小生。
 まだ寒いんかい、雨降るんかい。
・新聞は河北新報の記者の方による記事も。
 社会面は避難所のニュースが多い。
・卒業する子達一人一人に卒業証書を渡しに行く校長先生の話、
 校長先生もご子息を亡くされていた。
 一見明るそうなニュースにも死が見え隠れしている事に、
 改めてこの度の震災の残酷さを思う。
・THE HUMAN BEATSみたいに、現地への言葉と現地の方からの言葉が
 毎日掲載されている。
・家庭面は放射能に関するもの、必要以上に怯えないように、という調子。
・お米・水は買いたいけど我慢。
・東北・関東のものをなるべく買いたいけれど、無い。
 出荷制限あるからだけど、震災前からあまり入って来てない記憶がある。
 制限無くなって、もう少し落ち着いて来たら「応援セール」ってやって欲しい。
最後のは他の方も「買いたいけど買えない」と仰っている。
気にしないというか、こういう時だからこそ・・・と思っている人は
結構居るようだ。


少なくとも、東日本の事忘れてないんだからな。
忘れられる訳ないじゃないか。
楽しんでいても、常に心の何処かに存在してる。
暢気にしてるようで、そんな事はないのだ。


北関東の友人は被災してるなんて言っていいのか・・・と仰るが
それを言ったら、16年前の小生なんて被災したうちに入らないよ。
ウチなんて、一応一部損壊だけど損壊したのは土台のひびと
ガラス障子と温水器くらいなんだ。
今の東北・関東の人達の方が怖いだろうよ。そりゃ。


16年前を思い出して、どうしたらいいだろう?と考えるけれど
全然違うので「こうしたらよいよ」が当てはまるのか、と悩む。


で、必要以上に自粛するのよくない!とあほな事呟いたり盛り上げたりしてたら
不謹慎、と言われ。
どうか被災地以外はいつも通りの生活を、と言われなるべく普段どおり・・・と
思って暮らしていると「西日本は忘れてしまった」。
正直、どうしたらよいのだろう、とやっぱり悩む。
あーだこーだぶつけて言わはる事ですっきり出来るんだったら聞くけれど。
出来れば、ぶつけられる側も悩んでいるんだ、という事実はちょっとだけ覚えて
いてくださったら・・・とは思う。
(事実、友人は友人で悩んでおられた。)
そんな余裕は無いのか。
ごめんなさい。
なんか悲しくなったので。