モダーン
本屋のアニメ声の眼鏡っ子の事呟いたからか知らないが
美少女系好きらしい人がフォローしておられた。
ふだんおっさんオトナばっかりなんだけど、いいの?
・・・と思ったら居なくなっていた。
これで安心してオトナやあんちゃんの話が出来ますよ。
なんか申し訳ないやん、絶対おにゃのこの話せえへんもん。
久し振りにアカデミック(笑)な本を読んだ。
「喪男の社会学入門」(カラスヤサトシ、千田有紀/講談社)。
社会学とはなんぞや、に始まり男と女とか日本型社会とか
旬な話題ですな。
社会学部時代もそーゆー話は多少出てたので(特に恋愛)
人間集まって社会が出来るところに恋愛話は尽きないのですな。
社会学的に観るとこうなるんですよ、というのがわかり易い。
聞き手のカラスヤさんも社会学部出身だからかツボを得ていて
うまいなぁ、と思う。
あと何が嬉しいかって、社会学のモノの見方・考え方についても
言及されていること。
視点をずらして、当たり前を疑ってみる、というやつ。
これ随分楽になるよー。
少なくとも、どうしても偏りがちな考え方をちょっと柔らかくして
「こういう考え方もあるのかー」と思えるようになるんじゃないか。
(と小生が言っても説得力無いが)
様式として押さえておくといいと思う。
他の社会学の本は初心者向けでも面倒臭い、でも此れは読み易いので
お勧めですよ。
元々「good!アフタヌーン」に連載されてた所為もあるだろうけど。
学部生だって「ムッハァ社会学勉強するぞかかってこいやー!」な人は
少ないと思います。
因みにワタクシは文学部の心理学科に行って人間工学勉強する筈が
見事に滑って社会学部行きとなりました。
今になってみれば社会学の方が面白いと思うので、世の中どこでどうなるか
わかんないなー、なんてね。