熱闘!OTODAMA'09〜熱湯編〜
そんな訳で行って来ました。
「A beautiful greed」聴きながら森見さんの「きつねのはなし」読んでたら
魂持ってかれたみたいになって危うく難波の手前で降りそうになった。
何とか田口さんの前説に間に合うように・・・と急ぐ。
会場付近には「ザ・バックホーン」「凛として時雨」と書かれた幟。
入り口には「湯」と書かれた暖簾、会場にもOTODAMAでお馴染みの
踊り楽器を鳴らすうさぎの絵が掛けられていた。
あの柄の手ぬぐい欲しい。ひとつよしなに!
前説、というか入湯宣言はガリガリガリクソン。ピン芸人なのね。
アラレちゃんキャップ見て兄ィ思い出したのは私だけでいい。
客席の茶髪の子(?)を見て、中学時代こういう人らの所為で
不登校になった、という話をしていた。
あと、みくしの日記に時雨の話を書いたらピエール中野の足あとが
ついていたそうだ。
ボールに書かれた注意書きを読み上げては投げる。
モッシュはよくわかんないらしい。
小生付近にいた、「(モッシュ禁止に対して)えー」と何度も言うてた奴、
禿げろ。
ネタが見えなくて残念でした。
○凛として時雨
ギターとベースの重さが良い。
あれだけの演奏が全然乱れないのが凄い。いつも思う。
最後が「傍観」だったのも嬉しかった。この歌めっちゃ好きやわ。
345ちゃん可愛い。可愛くてかっこよくてどうしてくれよう。
ピエール中野は先日の野音で「凛としと時雨」「トキに雨ではなく
トキに晴れ」とマツに言われたのが悔しかったらしい。
「ボックホーン」を連呼、「(マツの)メンタルが強い」と
ライバル心を燃やす。
ピエール、マツはウケようとして言っている訳でも噛んでいる訳でも
ないですよ。
所謂「天然最強」というやつです。
気にせずピエールはピエールの道を暴走して欲しいです。
初っ端の「こんばんは、9mm Parabellum Bulletです」でピークだったのが
非常に惜しい。
ライブよりMCの話の方が多いな。とほほ。
ここでいな友さん探してうろうろ。
後ろから声掛けるより、前から声かけたらよかったな、と激しく後悔。
でも、カラ元気でも何でも、生きてはってよかった。安堵。
そのまま平たいところで観る事にした。
SE流れてきて「長くね?」と言った連獅子姉妹(勝手に命名)、
夏バテで食うに食えなくなってやつれろ。
後ろバサバサするから髪の毛当たったのかなごめんね・・・と振り返ったら
逆にこっちに髪の毛当たってた。
それは仕方ないけど、異様に叫んだり人の事笑ったりするのは、気分悪いよ。
○THE BACK HORN
「レクイエム」で始まる。俄然テンション上がりますな。
ライブの定番以外にも「8月の秘密」「赤眼の路上」などなど。
ただ蠢くだけではなくて、手堅い所もある演奏。
暴発したいのをぐーっとぐーっと堪えて、「ブラックホール・バースデイ」
から炸裂させる、という感じか。
栄純のギターソロの一つ一つ音をことんと置いていくような所が健在で
嬉しい。
あといつもと違うギターの音だったけど、あれは滝ちゃんエフェクター
なのかな。
マツはやっぱり「凛としと時雨」と言っていた。何度も。お茶目さんめ。
でも「色々情報が溢れて何を信じていいか分からない事もあるけれど
今、ここの演奏は真実ですから!」というような、とてもいい事を
言っていた。
ちくしょう、かっこいいじゃねえか。
ちょっと元気出たよ。ありがとう。
最後、「コバルトブルー」なのを見届けて帰宅。
アンコール観られなかったの残念だけど、十分楽しかった。満足。
対バンの両方が元々大好きなバンドで、どっちも良かったって幸せだなあ。
帰る途中でデモCD配ってる人達が居た。
以前みくしのメッセージで五月雨式に宣伝する人が居たので
「こういうやり方って大抵失敗してるよね。
それよりも会場でチラシ配ったりする方がいいんじゃねえか?」と
返した手前、その人かは知らないけど一応受け取っておこう。
と思ったら、くれなかったよ。
受け取ろうとしない人に渡そうとしてたのだが。
必死で貰いに行った自分が恥ずかしい。