社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

半日なのに長編ドキュメント〜GOING KOBE '09

当日ぎりぎりまで行くか悩んだGOING KOBE '09。
楽しいだけで終われそうに無いんでしょ、わし。
朝っぱらからピラティスして、太極拳して、太極拳の先生の舞を拝見して
ラーメン食べて決断。
ちょこっとだけ、観てきた。


お昼過ぎてたので、無いと思ったが売っていた。記念乗車券。
切符自体はふつーの切符でした。
オフィシャルガイドブックも購入。
キットカットも貰えました・・・売上大丈夫だろうか。
午前中で売り切れてるかと思っていた。
一路、夙川学院大学へ向かいます。
道が混雑しないよう、行き・帰りで道が分けられている。
一帯、ロックで溢れている。
夙川学院の門付近でもライブが行われている。
時間ちょっと余裕あるので、ガチャガチャしてきた。
出場バンドのロゴ入りだけど、こんなんもあったらしい。

アイス(真っ青!)買う時、ガチャガチャ用にお釣り100円玉で
お願いしたら「はい、手数料引いて800円」。
面倒な事お願いしたのに、厭な顔せずお茶目に返して下さって
有難うございました。


はてさて・・・と入口に向かうと入場規制。
びつくりした。
SNAIL RAMPやジッタリン・ジンが演ってるからかな。
行列に並び乍ら、ガイドブックの松原さんの手記を読む。
警察と闘ったり(「ダイブ起こったら次年度開催しない」という
誓約書を書いたりしたらしい」)
2007年は開催の為に東奔西走したり。
開催出来ないかも・・・という話は知っていたけれど
こんなにヤバくて苦労してはったとは思わなかった。
読んでいて泣きそうだったよ。
私らがどのバンド観よ〜と呑気に楽しめる裏で
色んなモノと闘って、色んな人が頑張ってはったんやな。
もし一生懸命手を尽くしはっても、何か事故あったら来年は無いかも
しれない。
来場した人、みんな知っていて欲しいと思った。
知って、考えてたら、マナー無視してゴミ放ったり暴れたりは
しないだろう。
・・・と思って顔上げたら、列の外でガーガーやってる奴が居る。
焼酎らしき紙パック持って、「グッズ買ったらええんや」みたいな事を
言っている。
目合わせたら絡まれそうだ。
そいつの隣で笑ってる人、スタッフパスらしきもの首から下げてる。
客じゃないのだろうか・・・まさかね。
もしそいつが他人に絡んで、そいつの周りの知り合いの奴が止めなくて
大ごとになったらどうするんだろう。
それこそ、来年は無いかもしれない。
殴ってやりたかったけど、よう止めない自分も情けなかった。
なんか悲しかったです。


そういう事もありつつ、漸く中に入れた。
ザ・キャプテンズ間に合わなかったか・・・と思ったが
丁度スタートしたとこ。
いつも(?)の衣装であります。
付近から「あの衣装クリーニングしてるんかな?」
「3着くらい持ってるんちゃう?」の声が。考えるこた皆同じ。
初っ端から傷彦さん薔薇投げてる。
ギターのヒザシ氏ののふわふわパーマがGSぽくない?と思ったが
それはそれで面白いのでOK。
今回は振り付けなかったものの、タオル回ししてきましたよー。
「失神するほど愛し合おうよ!」と連発しておられるが
いつ失神するんだろ?と思ったら途中で客席に降りてきはったようで
女の子一人を連れてステージに上がって来た。
そして彼女に「大切な言葉(だっけな?)」と愛の告白をして失神。
傷彦コールで一旦起き上がろうとするも、また失神。
「足りないよ!」と再び傷彦コール。
一連の実況中継のようなMCが凄い好きやわー。
と、色モノっぽいのにコーラスが綺麗なのもまた良し。
こういうの嫌いやねん、と思う事なく合図でジャンプしたりした。
お名残惜しや。。。


と出てきたら某waの字のO氏、H氏に遭遇。
ワタナベフラワーのライブに出演したそうで。
ちっ、知ってたらピラティスしないで行ってたのに。
国際展示場への移動中にS氏にもお会いしました。
後輩が先輩の写メ撮ってる姿はヘンだったらしい。
(通りすがりのO氏談。)
しかし某ショベルカーなバンドがうろうろしてるのには遭遇しないのに
何故こんなに遭遇したんだろう。


国際展示場に着いて、またガチャガチャ。
8個バッジゲット。
狐さんのはS華ちゃんに進呈しよう。
屋内にステージ、物販、屋台があるのがなんだか面白い。
ステージはお目当てのJAPAN-狂撃-SPECIALの前、
MARSAS SOUND MACHINEのライブ中。
文字通り、熱狂の渦。すげえ人。
サークルモッシュもぐるぐるしている。
途中から入った所為もあり、ちょっと付いて行けず。
でも面白かったわん。
転換中は後ろでTALKING KOBEとしてトークイベントも。
コザック前田氏とNatural Punch Drunkerの村上氏。
離れているとトークが聞こえなくて残念。


そいでJAPAN-狂撃-SPECIALですよ。
1月握手して貰った時に「ライブ行きます」って約束果たしに来たぞ。
転換中、ステージに向かって手を振っている人が居て
バンドとのギャップがおもろい・・・と思ったら前に友達が居るだけだった。
ちっちゃい子も居るし・・・大丈夫かな。
しかしMARSAS〜の観客がごっそり去ってしまって寂しい。
裏がサンボマスターetc.だからだろうか。
始まっちゃうとあんまり気にならない。
思いっきり前に行こうと思ったが、モッシュがほんとにどつき合い状態で
怖くて下がる。
感じとしては、ステージを地球とすると対流圏がどつきモッシュ
観たいけど前方激しくてちょっと・・・なオゾン層を経て
後ろに宇宙がカパーンと空いている感じか。
「客席こんなんやけど」とMCで言っていたけど、
そりゃあもう盛り上がる。
こんな世の中笑い飛ばしてしまおう、と。
MCと言えば「僕ら〜」「皆さん〜」という辺りに人の良さが
見え隠れしている。
初めて観る人も居るだろうから、とメンバー紹介。
元・無職、元・キックボクサー、元・ホームレスだそうだ。
ボーカルだけ聴き取れず(涙)。
歌は70年代から飛び出して来たかのようなパンク。
今ドキのパンクではなく。それがええねん。
みんなこんなんやったらアレやけど、狂撃みたいなんがおったら
おもろいと思う。
後で首痛くなるくらいヘドバンして拳振り上げていた。
(やっぱりピラティス太極拳で体解してから参戦して良かったのかも。)
ライブ中はなーんも考えず楽しめてよかった。


帰りに振り返って撮影。

来年も無事、開催されますように。