社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

京都きたないもの落とし旅

最近、どうもくさくさしがち。
友達から関西二科展のチケットを貰っていたが
今更どの面下げて「皆で行こ!」と誘っていいんだかわからないので
一人でそっと行ってきた。
一番大きいのは久しぶりに行きつけの医者に行くので
そのまま足を伸ばした、という事なのだが。


行くまで知らなかったが、会場の京都市立美術館は
平安神宮の近くにあった。
ちょうど清い空気の所、どこか神社、出来れば平安神宮が良いと
思っていたので、これ幸いと最初にお参りに行った。
以前行った時の空気の澄み方とは違うけれど、綺麗。
お参りしてから、ふと境内見渡した時の風が心地よい。
「桜(はな)みくじ」なるものがあったので、引いてみる。
柔能く剛を制す
だそうで。身に沁みましたです。。。
お願い事を書く所があるので、お願い事を書いて傍らの木に括りつける。
満開の桜の木みたい。

この中に、小生のお願い事もあります。ふふ。
ちょっと右肩辺りがもぞもぞする。
悪いモンが出て行ってくれそうな感じ。
平安神宮を出て、心持ち体ふるふるして悪いモン落としつつ
メインイベントの関西二科展へ。
レトロでモダンな美術館。落ち着く。
絵画は心なしか暗めの色合いが多い気がした。
さてお目当ての友達の絵は・・・というと1階の奥に居た。
ポストカードではない、パネルに貼られた絵と一人で対峙するのは
初めてだ。
何て深い絵なんだろう。
可愛らしくて綺麗なんだけど、深い。
絵に添えられていた言葉
 2人ぼっちなら、何も怖くない。
 生まれ変っても又逢おう。
が心に沁みた。
名残惜しく、何度も観に行っては振り返り、を繰り返して
漸く外に出た。


京都の街中はハナミズキが沢山咲いている。

ハナミズキ眺めながら、次の目的地「岩茶房京都」へ。
ほんとは3月にノリタケ展観に行った時に立ち寄りたかったけれど
結局二条城に行って「歴史知らんやろ」等と罵倒されていたので
行き損ねた。
(余談だけど小生、日本史で大学入試受けており、
 成績も安定していたので、光舟並みでは無いにしろ
 そこまで莫迦にされる筋合いは無い。)
一人なのでお茶メイン、ノースイーツ上等!であります。
それはさておき、お店では金柳条を頂く。
喉・鼻に良いらしいので。また風邪ひいてまんねん。

お茶請けはオレンジとマンゴーのゼリー。
オレンジゼリーの中にマンゴーゼリーが入っております。
かぼちゃの種やドライフルーツではないのは邪道だ!派
だけども、これはとても美味しかったので善しとする。
岩茶らしい、しっかりきりりとした味わい。
体の中まですっきりする感じ。
自分用に白瑞香・白鶏冠を購入。
これは他のお店で飲んで以来お気に入り。
すっかりお茶道楽。
大家夫妻には大極殿の粟かんを。
これなら羊羹NGの小生でも食べられるのだ。

お茶で軽くほろ酔い気分でバスだらだら待ちながら帰宅。


おまけ。
懸賞でGLAMOURDISEのマカロン当たった。
神戸は岡本のショップだけども、ピエール・エルメ
シェフパティシエだった方のお店だそうだ。
うまうま。