社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

3月9日

3月も半ば過ぎてこの日付かい!かもしれませんが
見たら何の事か、分かりますわな。


「昔の○○が良かった」と言うのは野暮だし嫌いだしあほらしいけれど
唯一レミオロメンは「朝顔」の頃が良かったなー、と思う。
ほのぼのしてるようで、鋭くてお茶目で、少しダークな。
あのアルバムがCCCDじゃなかったら、もっと売れてたと思う。
小生自身はアジカンの「君繋ファイブエム」とどっち買おうか?」と思ったが
エムと付くのが厭*1レミオロメンにした。
くだらない理由だけど、その選択は良かったと思う。


で、ライブに行くようになったきっかけの片方がレミオロメン
大阪初ワンマン行って来た。
この時に初めて「3月9日」を聴いた。
いい歌だ、CDでゆっくり聴きたいぞ、と思った。
以降の活躍については皆様よくご存知の通り。
好きなバンドについて聞かれて「レミオロメン」と答えると安心される。
今だっていい歌を歌ってると思うけど、時々「まめ電球」「昭和」「フェスタ」が
恋しくなる。


面白いな、と思うのは「3月9日」というのは
ほんとうに個人的な動機から生まれた歌だけど
今や万人向け(?)な卒業ソングの代表格となっていること。
その是非はさておいても、大多数がいい、と思える歌なんだな。
狙ったから、っていい歌は生まれないんだ。
せいぜい数字は稼ぐけど、使い捨ての「え、これ新曲なん?」な歌になってしまう。
ほんとうに強い動機付けが大事なんだなあ。

*1:古傷が痛む