社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

「パルス」の話。

THE BACK HORN「パルス」。
発売日以降、ずーっと聴いております。


・前作までを「テーマ(生を活かすetc.)を決めて作る」としたら
 今作はまず作る素材をだいたい決めておいて作る、という感じがした。
 例えば、同じ大きさの木材を彫る、とか、土をこねて立体物を作り
 色は○○絵の具で着ける、とか。
 テーマ以外の素材のような部分で、統一感があるなぁーっと。
・山さん、こういう歌い方するんだなー、としみじみ。
 全体的に音丸め。
・歌詞も激しい、厳しいけれど、それだけではない「やさしさ」がある。
・という訳で揉めなくてよかったけど、ちょっと意外な感じもした。
・ライブでどう化けるんだろう?わくわく。
・ハードロックっぽい。コーラスとかギターソロとか。
 血が湧き湧きします。
・誰かどっかで仰っていたけれど、栄純のギターが上手くなった。
 マツが「ドラマー松田晋二として専念」という話をしていたけれど
 栄純も「ギタリスト菅波栄純として専念」出来たんじゃないだろうか。
 逆に今まではそれだけ「ソングライター菅波栄純」としての部分が
 大きかったんだろうな、と思う。
 別に他のメンバーがどうとか、ではなくて、栄純が表現するものを
 如何に4人がさらに膨らましていくか・・・という所から
 変わって行こうとしていたのが、より確かなものになってきたのでは
 ないかしらん。


と思った所を箇条書きにしてみた。
漸く歌とタイトルが一致してきたけれど、なんだろう、上手く言えないのだけど
掴みどころがないというか、ガツーン!がまだ来ない。
そのうちじわじわ来ると思う。


余談ですが、今朝電車の中で朝の光を浴び乍ら「生まれ行く光」を聴いて
目を閉じて歌詞をじっくり・・・と寝てしまい
目が覚めたら「覚醒」だった。
偶然。