社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

チラシの裏から

秋葉原の事件について。
日曜日から色々考えたり。
色々新聞やTVで報道されたり、配信されたりするのを
見るのも辛いです。


やほーに配信された、某スポーツ報知記事によると。
> 母親は高校時代の容疑者について親しい知人に
> 「2人で食事するのがとても苦痛。『酒鬼薔薇聖斗』と同じ年なんだよ。
> 怖いんだ」と漏らしている。具体的に何が怖いかは語らなかったが、
> おびえた様子だったという。
マスコミも大概嘘吐きな所あるので一概に信用できないが
事実だとすると・・・ううむ。
親にそんな風に見られていたのを本人が知ったとしたら、やるせない。
同じ年って、それだけやん。
事情は判らないので何とも言えませんが
親に信用されない事ほど、辛い事ってそうそう無いもん。
原因は本人が作った、その結果なんかもしれんし
これまでの積み重ねがあるんかもしれんが、余計状況悪化させそうに思う。
報道されないけれど、暴力とか振るってたんかもしれん。
けど”苦痛””怖い”と思わせる背景にある、何かを塞いでないか。
見据えた上で、敢えて人にはこう言っていたのなら兎も角。
ここら辺は想像でしか言えないので、何とも。。。


あと、”当時”と変わらないのは(改められないのは)
ゲームだのホラーだのの所為にしたがる事。
想像を絶するような事件について、何かと分析したがるのは
何でもいいから”納得できる”理由をつけて理解した心算に
なりたい、それで安心したいからだと思う。
だけど”理由”は何でも良い筈。
なのに何故いつもゲームだのオタクだのの所為にするんだろうね。
事件現場で報道側がメイドだの散らばったゲームだのを探して
ゲーム脳の奴”の犯行にしたかったみたいよ。
ゲームは関係なくて、TVで秋葉原でパンツ見せてるねえちゃん見て
「うぜえ」って、トラック乗りつけたかもしれんのに。
(んなこた無いと思うが、なーんも判らんでしょ?)
何なんだ。
今回の「ゲームの所為、挙句オタクとやらの所為にしたがる」報道の所為で
「オタクは人殺しする」つって理由付けて鬱憤晴らしに暴力振るうバカが
湧いたらどうするんだい。


結局「フィクションをフィクションとして捉えられない」事の方が
問題だと思うのだが。
TVの不良カッコイーなドラマも、残虐と言われるゲームも映画も、
全部フィクションとして楽しめないのが可笑しいと思う。
「あくまでもフィクションと割り切る」為の枠が要ると思うがどうだ。
(てな事を連続殺傷事件の”当時”、レポートに書いたのだった。
 なんか色んなもんの所為にしてあーだこーだ言うのに腹が立って。
 腹が立ちつつ、気になってワイドショー見まくってた。)


勿論やった事は許されないのは言うまでも無い。非道い。
生い立ち、趣味etc.とは因果関係が全くない訳ではないかも
しれないけれど(くどいな)、その所為には出来ないから。
仮令絶望したとしても。
あかんもんはあかんのじゃボケー!
罪はしっかり償え。オノレが手にかけた方々の痛みを思い知れ。