社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

未読の本は人に薦めない事。

※ネタバレかも知れないので「冷たい校舎の時は止まる」「OUT」を
 未読の人は注意してくださいね。


「OUT」のわりと最初の方の血抜きで気持ち悪くなって以来、
桐野夏生の本が読めず、他の作品にも手を出せないで居る今日この頃。
(「グロテスク」読みたいんですけどねぇ。。。)
読みかけの本を人に薦める、という暴挙に出てしまった。
どうだったかって?


○冷たい校舎の時は止まる(上・下)/辻村深月講談社文庫)
 偶々この作品がメフィスト賞獲った時の「メフィスト」をちら読み
 していて、その時から気にはなっていたので、購入。
 事前に立ち読みした「IN★POCKET」のインタビューで
 「忘れてしまうという事」がテーマだと思っていたが
 扱うテーマはちょっと違う感じもしつつ。ううむ。
 てな訳で最後まで読んだ後だったら、あの人には薦めてないと思う。
 少し後悔。
 しかし、内容は後悔無し!だからまぁいいか。(適当だな。)
 上巻で凡その謎解きが解ってしまったけれども、
 ミステリでたまにある「そんなのありかよ的トリック」もあるけど、
 この舞台設定・展開だとちょっと許せてしまうのが不思議。
 最後がいい感じにハッピーエンドで救いがあって、これまた良し。
 結構内容てんこ盛りなんですけど、読み易いです。文章が好き。
 これでデビュー作なんですよ。凄い人もいらっしゃるもんだ。
 回答用紙は要らん気もするが、長いので目印代わりには良いのか。


あ。夏だから「夏の庭」「人間失格」読もうと思っていたのに
まだ読んでないや。
9月に京極さんの文庫が出ないように見えるのは気のせいですよね?


その他一連の音楽雑誌(いつもの4冊)をだらだら読む。
好きなアーティストが増えると、雑誌の支出も増えるので困る(笑)。
今月は欲しいCDも増えて余計に困る(笑)。
Rooftopなどフリーペーパーも読む。
いっつもRooftopのスケジュール見て身悶えするっていう。
何時からこんなロック少女もといロックおやじになってしまったのか。
テクノっ子返上したもんなぁ・・・。