社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

逃避ルサンチマン

今日、友達と話していてふ、と気づいた事があった。
あたしのロック激ハマりつうのは、現実逃避なんだらうか。
暗い、重たい話になるとバンドやライブはみくしぃで出会った
方々の話して明るくしていたんだ。
彼女は笑ってくれたけど。


私はずっとロック、特にライブはエルレ細美言うところの
「幸せボム」、人生の先々で嬉しいと思える出来事を
予め埋めておく事だと思っていた。今でも事実そうだよ。


だけど周りの友人・同期達見てるとそんなんでええんやろか、
と思う。
軽音仲間見ててもそう思うんだけど。
特に仕事場の同期でずーっと「今の仕事が厭だ」と言っていた人が
長らく同じ部署での仕事で、
嬉々として仕事してた私は、色んな事を経験した。
大PJ放り込まれたり、兼務したり。経験値もいっぱい積んだ。
皮肉なもんですが、これはこれで良かった。
だけど精神やっちゃった。
未だに「あの頃はよく頑張ったね」と言ってくれる方もあるけれど
もう遅いねん、って思う。その位のダメージ食らってる。
(今でも残業あんまりしないように言われている位で。)
その間に同期はそれぞれ力をつけたし、中には結婚・妊娠して
勝ち犬さんになっちゃった人もいる。(そりゃ俺とは合わねぇな)
そのまま復帰するんだそうで。
大事にされるんでしょうな。色んな意味で。
彼らからしたら、今の稲沢の暮らしっぷりって現実逃避に
見えるのかもしれへんね。
それも人生、あれも人生。


じゃあ、この焦燥感って、何だよ。
幸せボム埋めても足りない、色んな方と話をして楽になっても
将来に希望が持てても、足りない。
足りないのに、焦りだけが積み重なる。
歌にも出来ない。
あたしがやってきた事って何なんだろうね。
歌いたい歌も、まだ歌えてないよ。


たぶんね、一番聞いて欲しい人には届かんと思う。
二番目以降に聞いて欲しい人達にも届かん。
聞いてくださる方はきっと、「現実逃避」にショックを
受けはるかもしれない。そうでないことを祈りたい。
ごめんなさいね。


THE BACK HORNの「敗者の刑」に

 敗者の刑 故郷の空
 懐かしき風が心に吹く

とあるけれど、故郷の無いあたしはどうすりゃいいんだろうね。
福島の白沢の空は、風は、あたしの故郷の代わりになってくれるの
かしら。
敗者は救われないのに。帰る所もないのに。
これ以上の敗者の刑って、あるのかしら。


あかん。今「敗者の刑」聴いたら泣くわ。
泣いたらええけど、いい泣き方にならないだろうから
余計辛くなると思う。今は。
冷静に聴ける日、来るかな。


とりあえず今日は、久々にリーサルウェポンに手ェ出して
寝ます。
おやすみなさい。
悪い夢見なくて済みますように。