社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

血。

今日は祖母(父方)の家へ。
目的は祖母の顔見つつ、伯母にお茶の立て方・・・
というか茶筅の使い方を教わりに。
どうしても上手く泡をたてられないので
伯母であれば優しくコツを教えてくれそうなのでお願いした。


お菓子と道具一式持って行くと、使い込んだ茶筅
渋いお茶碗が幾つか用意されていた。
「花嫁修業でしかやってない」って、またまたぁ〜。
と思っていたら、祖父のお茶碗コレクションらしい。
知らなかった。お茶が好きだったとは。
ご近所の和尚さんもお茶仲間だったらしい。へぇぇ。。。
祖父は稲沢が小学生の頃に亡くなったので仕方ないのだが。
これまたお茶好きな伯母曰く、祖父のお手前をいただきながら
お茶碗を見せてくれたのだとか。
本格的な煎茶一式も出してきてくれて、散々お抹茶を堪能した後
煎茶も入れてくれた。
めちゃしっかりした味で美味しかった。嬉しい。


コツは無事教えて貰えた。
伯父もハマったらしく、何回もお茶を立ててくれて
私がいただいたお手前は伯父によるものだった。
しゃこしゃこしゃこ、と力強く立てるので泡がしっかりしている。
見習わなくっちゃ。
みんなでお茶立てあって、お茶とお菓子を頂くのも
なかなか面白い。
特に伯父・伯母が楽しそうでよかった。
またみんなでやりたいなぁ。。。


すると伯母が小ぶりのお茶碗を出してきた。
大学で陶芸をやっていた、イトコの作品。
・・・そうか。祖父の血は子・孫にきちんと流れていた。


お酒が好きなのは、父。
お茶が好きなのは、稲沢。
陶芸が好きなのは、イトコ。


伯父もきっとお茶好きの血が目覚めたのに違いない。
伯母は直接血が繋がっている訳ではないけれど、
陶芸始めたり、お茶が好きだったり、ご縁が繋がっていた。
渋いのが好みなのも、このイトコに継承されたようだ。
面白いねぇ。
じいちゃんも、みんながわいわいお茶してるの見て、
天国で笑ってただろうな。