社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

洋楽を聴かなくなった問題

先週くらいだったかに、ついったに上がっていた話→こちら
そーいやああんまり聴いてないなぁ。
一番聴いてたのが高校〜大学卒業後、くらい。
高校はテクノ、プログレ。お稽古で知って好きになった。
大学はハードロック(メタル?)、R&B等で軽音でやるやつと
そこから派生して色々。
大学の時はValensiaやBen Folds Fiveのライブを観に行ったりもした。
これはお稽古で知った。
Ben Folds Fiveの激しさに友人とはぐれて退却したらお師匠さんが
いらっしゃったり、友人は中学生くらいの子を救出したり色々ありました。
今だったら、平気なんだろうなー、と思う。
最近はラジオで流れてるかお稽古でやる曲「こんなんやるでー」と
聴く位であります。

何で聴かなくなったんだろう?と考えてみたら、単純に好みの問題なのと
聴く機会が減った事だろうと思った。
英語で何言ってるかわからない、というのは全然気にならない。
好みの問題、というのは色々好きなアーティストが増えて
洋楽発掘する所まで手が回らない、という事である。
聴く機会だが、スペシャが開局した直後は殆ど洋楽でたまに邦楽、だった。
だからスペシャつけたら洋楽ばっかりだったし、好きで観てた番組でも
70〜80年代頃の洋楽のPVがガンガン流れていた。
今は殆ど邦楽だけど。
で、「スペチャ!」等で観てて思うのですが、洋楽でチャートに
上がるやつが一緒に見えてしまう。
ギラギラした音で化粧の濃い露出高いねーちゃんがくねくね歌ってる、
みたいな。
レディ・ガガは流石に区別つくけど、やたら露出高いよなぁ。なんで?
K-POOPでも目の周り真っ黒にしてお尻と胸出しておけば売れるの?
ラジオで矢鱈流れるのはそんなん多くて、時々ほっこりするのが流れる。
クオリティの問題、というのも変だけど、結局「洋楽=カッコイイ!」と
思わせるようなのが少なくなってるから?と思う。
流れてきて耳なじみ良くていいなー、と思えるのは何故か10年以上前の
歌だったりする。
お稽古でやる曲とかね。
90年代以降の曲って年に1曲あるかどうか、という位の頻度だった。
弾いていて、妙にほっとする。
というのは小生もトシだっつー事か(泣)。

あと、一つ思うのが洋楽・邦楽共お手軽なん多くなってないか?
Youtubeから出てきたスター、みたいなんとか。
誰だっけ、若くして一躍トップスターみたいになってる人、
ラジオで流れてきて「ええいしつこいわい!」てな感じでした。
音も声も安っぽい感じがした、歌詞も薄っぺらいんだろうなー。
そして聴く側の問題もあるんだろうなー、とも。
そのままブログに書いとけレベルの歌詞の人がそこそこ売れてたりするし
(というかスペシャのチャートに入ってたんだぜ、それ・・・)
或いは「こんな歌です」ってスペシャニュースで読んで、
実際聴いてみたら、その紹介文そのままの歌詞だった・・・とか。
そのまま、じゃなくて表現工夫したらいいのに、と思うのだけれど
メインで聴く層が理解出来ないって思われているのだろーか。
聴く人によって感じ方・解釈が違って、「こんな歌だよね」と色々話が出来る
ような歌よりは、誰が聞いてもすぐどんな歌か答えは1つ、みたいな歌の方が
いいんだろーか。
何だか切ないなぁ。
人生幸朗師匠がご健在でいらっしゃったら、ツッコみボヤく歌が多すぎて
大変だろうなァ、と思ってしまった。

聴く人は、昔も今も探して聴いてると思うが。