社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ツェルニーとショパンと

昨日は実家に帰った所、桜子(仮)が思っていた程愛想良くなくて
(どうも夏バテらしいな・・・ご飯もあんまり食べてなかったらしい)
うっかり昼寝したりハハ・オカンの愚痴聞いたり買い物したりで
だらだらしてしまうので、早々に帰宅して(晩御飯はしっかり食らった)
アイロン掛けたり「FAB CLIPS」観たり「桜の季節」の志村の可愛さに
嫉妬したりと、まあ何だ、たらたらと過ごしてしまったよ。
たまにはかーちゃんの愚痴も聞いてやらんとね、と言い訳。
生後半年のベイベ連れて回転寿司行こうとしたらしい、叔父・・・。
まだちょっと、外食するにはしんどくないのかねぇ。
しかもお座敷でゆっくり、でもないし。
(叔父から見て)義母と孫、どっちが大事なのだろうかとしみじみ考える。

で、実家行ったのは愚痴聞く為でも昼寝する為でもなく
ピアノを弾きたかったのだった。
気持ち的には午後から4時間くらい練習したかったが
ヘタクソなので近所迷惑になるしうにゃうにゃ・・・と昼寝してしまったし
そもそも、一番弾いてた時期でも4時間はないよ。
結局、持っていった「軍隊ポロネーズ」を一通りとその前にツェルニー
ツェルニーは四十番だす。たまたま手元にあったん。
30年以上生きてきて、初めてツェルニー楽しい!って思った。
基本的には指のお稽古ですからねぇ、あれ。
均等に弾けないし、すぐトチるから、先生によく注意を受けてて
すげー厭だった。
よく見たら途中で使わなくなってたし。(印がついてなかった。)
あまりに練習放棄するから無しになったようだ(記憶無し)。
真面目にやっときゃよかったなー、と今更のように思う。
一時期は酷かったが、腕落としつつもそれでも今そこそこ弾けるのは
最初にツェルニーしっかりやってたから、とお師匠さんに言われた事が
ある。
それを思い出して、今更のように弾こうと思ったのだった。
面白いじゃん!
他の曲とは違う意味で、あーピアノ弾いてるわぁ、という気持ちになった。
当時の自分に「面白いじゃんよ」と言うてやりたい。
しかしはてなキーワードで見てみたら、ツェルニーさんって
すごい人だったんだねぇ。
ベートーベンの弟子で、リストの師匠らしい。
日本じゃ「あーあの練習の」という認識だろうけど、
それはそれでためになる曲を沢山作ったという意味ですごい人なのだな。

あと最近はショパン好きだ。最近でもないか。
弾いていて綺麗だなぁ・・・と思った。
軍隊ポロネーズ」は実は出だししか覚えていなかったのだが
Eテレの初心者でも頑張って弾こう番組観ていたら弾いてみたくなって
楽譜を買っていたのだった。
ほぼ初見だったので、もっと弾けないかと思ったが、悲惨太郎なりに
なんとか弾ききった。
この曲は弾いていて背筋がしゃんと伸びるような気がする。
ロックだ。
ショパンは幾つかピアノピース買ってたので、また弾けるようになりたいなぁ、
と思って取りあえず「幻想即興曲」は持って帰ってきた。
こちらはプログレっぽいよね。そんなことないか?
やりたい事が多すぎて、なのに気力が出なくて困る(笑)。
某王子くらい、手が大きかったらリストの「ラ・カンパネラ」弾けるかも
しれないのにな・・・。
ピアノ習うの辞める前、「何が弾きたいの?」と問われて
「ラ・カンパネラ」と答えたら「手が小さいから無理」と言われた。
他の曲は「練習さえすれば」と言われたけど^^;
手が大きい、というのはそれだけで得な気がするよ。