2011年夏の読書〜続・2009年秋の読書〜
以前こういうエントリ書いて、さて続きを・・・と思いながら約2年。
仕事変わって通勤時間が圧倒的に短縮されたり
仕事帰りにドトールやスタバでまったり本読む事も無くなったり
引越しやら仕事変わりまくるやらマーシャルのヘッド運ぶやら
色々ありまして、はてなさんに頂いた本を読む時間が取れなかった。
先頃、実家から一部持って帰ってきたので、今更ながら続きを。
○神の雫作者のノムリエ日記〈1〉(亜樹直/講談社)
id:agitadashi様(「神の雫」作者のワイン日記)
ワイン好きな人には堪らない一冊だと思う。
ワインの形容の表現や愛の深さが、もう・・・。
全く飲めないのが悔しい。
しかしワインを贈り物にするのはよくないようである。
差し入れにワイン持って行った事あるよ・・・とほほ。
国産ワインでしたが、持っていく道中も持って帰らはる道中も
ワインには過酷なものだったと思う(泣)。
○カクテルホントのうんちく話(石垣憲一/柴田書店)
id:charsbar様(Charsbar::Note)
おお!柴田書店だ!飲食といえば柴田書店。だからどうした。
カクテルの一つ一つに深い物語があるのだなー、と思った。
ミステリみたい。
こちらもお酒飲めない人間としては悔しい。。。
ちゃんとしたカクテル飲んだ事無いし。
カクテル飲みながら、ぼそりと「・・・こういう時代背景が
あったのだよ」と語れたらかっこいいと思うが
そういうのをそっと秘めておくべきなんだろう。
光舟みたいな人が読んだらもっと面白いんだと思う。
○いやしい鳥(藤野可織/文藝春秋)
id:myopieさん(近眼地獄)
妙に艶かしいのか・・・と思っていたらそんな事は無く
不思議な感じだった。
ミステリのようだけど謎解きは無くファンタジーとも違っていて
いかにもフィクションですーな物語でもなくて。
兎に角不思議な本でした。面白かったー!
○「女」が邪魔をする(大野左紀子/光文社)
id:ohnosakiko様(Ohnoblog 2)
大野さんといえばこのエントリが面白かった。
そうそう、私が言いたかったのはこういう事!と思った。
この本はというと「女性」について色々な面から論じたもの。
なるほど、或いはそうそうそうなのよ!と思う事が沢山あった。
「恋愛ファシズム」に関しては特に。
恋愛してナンボ!な状況だった大学時代に読みたかった。
(レポートのネタになりそう、というのもあるが。。。)
しかしidをフルネームにされてる(しかも女性で)方って結構いらっしゃるのだな。
ネットという公共の電波上は変な人が見ている場合もあるので
ストーキングされたりする恐れもあると思うのですが・・・。
元々そのお名前で顔出して活躍していらっしゃるだろうとは思うので
そこら辺は大丈夫なのかな。
最後に「単著祭2009夏 〜 この一年で単著を出した文化系はてなダイアラーを
まとめてみる」エントリーをお書きになったid:yomoyomo様、
プレゼント企画を実行されたはてなダイアリー様(id:hatenadiary)
ありがとうございました。
恐ろしく時間が掛かりましたが、普段自分からは手を伸ばさないような作品に
沢山触れる事が出来て、しかもそれが面白くて、いい体験したと思う。
今やってみても面白いだろうなぁ。
「デビューしました」という日記を書かれている方をちらっと見かけたので
また違うラインナップになるんだろうなぁ。