社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

天満天神繁昌亭に行って来た

東日本では今日マニィ一日だったようですが
んなこた知らね、オイラの演って欲しかった曲やったなんて知らね、
と落語堪能して来ました。
そうゆうバスツアーあったん。


バスツアーなので、午前中は朝席として上方落語について説明。
露の吉次さんが舞台上にあるもの、お囃子など話して下さる。
ドラマ「ちりとてちん」観てて、拍子木みたいなんカカッと
鳴らしてるの観て、あんなんあったっけ・・・と思っていたが
見台(ちっちゃい机)、膝隠し(机の前にある衝立)、
小拍子(カカッ!のやつ)などは上方落語の特徴らしい。
流派によって使ったり使わなかったりするそうだ。
鳴り物は専門の方・・・と思っていたら、昼席では落語されてました。
三味線やりたいな・・・今から修行したら落語のお囃子出来るかしら。
説明しながら、色んな噺を少しずつ話しはる、すごいな。
あと、「色物」として南京玉すだれガマの油売りなど。
「色物」とは落語の合間にする芸、一覧か何かに赤字で書かれるから
こう呼ぶそうだ。
吉次さんのはそれぞれに「明るい」が付くのがポイントのようです。
上方落語協会のHPの自己PRによる)
なかなかガマ出てこないー。なんかかわゆかった、ガマ。
説明の後はツツーッと素通り状態で楽屋・舞台見学。
吉次さんシャツにパッチでご説明。。。
楽屋は意外とこぢんまりしています。
舞台から座席見ると・・・めっちゃ見える。寝たらバレまっせ。
因みにキャパは216人とのこと。


ここらでお昼ご飯。
同行のおかみちゃんがお誕生日なのでイタリアンでお祝い。
鶴瓶師匠と同じ誕生日です。あとNIGO氏も。。。
時間が余ったが天神橋筋商店街見て歩くには足りないので
大阪天満宮お参りして物販見て座席に戻る。
開演前と中入の時には落語家さんがカレンダーや上方落語協会
「んなあほな」を宣伝・販売してました。
2回とも女の方。声がよく通る。
桂文福さんのお弟子さんのぽんぽこさんが可愛らしかったです。
中入で購入したんで、一生顔を覚えて下さるそうですよ(笑)


昼席は色物込みで10人の方が出ておられた。
生だと面白いよぉ。どの方も。
ただ、最初の方より、段々後の方になるほど面白い。
というか、自然な感じなのです。
枕→小噺→メインの噺、という流れが。
トリの笑福亭松喬さんは流石に大ベテランさんなので
ふつーに枕だけで終わっちゃいそうなくらいの勢いで、
そのままつるつるっとメインの噺。
キャッキャラキャッキャラ笑い転げてさぞかし周りの人迷惑だったろう。
ごめんです。
色物はいわみせいじさんの似顔絵(筆でさらさら・・・と何描いてはるん
やろ?と思ったら絵が出てくる)にAKOさんのマジック。
AKOさんがサリーさんに似ていてドキドキしました。
衣装がアジアンっぽいんだもん。余計サリーさんのイメージだわん。
落語で大爆笑する事ってあんまり無い・・・と思っていたけれど
生だとめーっちゃめっちゃ笑えた。
ハハハ!って笑うのは久しぶりな気もする。
機会があれば、また観たいです。
3時間座ってるのはお尻しんどかったけど。
運営上仕方ないのでしょうけど、飲食禁止も切ないな。
お弁当食べながらワイワイ観たかったかも。。。


ツアーなんで、最後は手ぬぐいやらDVDやら色紙やらの抽選会。
全く当たらず。。。手ぬぐい欲しかったよぉ。
色紙は松喬師匠。ぜーんぶ違う。
高座終わってから、私服のまま抽選だけお見えになってました。


いやあ楽しかった。
写真はまたそのうち貼るかもです。


と終わりたかったがケチがつくのが稲沢らしいとこ。
中入にカレンダーと協会誌買ってたから、知らん人が落とした袋を
ばーさんに拾わされた(涙)
通路塞ぐ形で「あんたらのでしょ?」的に押し付けられたらしい。
おかみが。
愚痴聞くのしんどかったです(笑)。
つい「ばばぁ幸運逃しやがったんだよ」とフォロー。口悪ぅ。
通りでは何か「○○はやめろー!」と叫んでる。
その叫ぶのやめろー!
トホホですわん・・・と久しぶりの大阪の街並みを懐かしみながら帰宅。
(って、ついこないだやんかー!)
高速から眺める御堂筋にセンチメンタル。