社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ファッションに見る世代格差について。

最近(ここ数年)、制服のズボンを腰で穿く男子高校生、
増えてますよね。
下手したら女子高校生も可愛いピンで留めてでも
腰でスカート穿いてますよね。


あれって、どうよ?
やたら胴長短足に見えるのですけど。。。


股上の浅いパンツは、ウエストより下、腰で穿きますが
制服は股上が浅くなく、そのような着用は想定外。
股上の浅くないパンツを腰で穿いてもイケてるのは
大木伸夫氏(ACIDMAN)位しか存じません。
恐らく彼だって胴長に見えない微妙なバランスを
計算してるに違いありません。


中高校生の心理として「いかに”決められた型”から
はみ出すか」というのがあると思われます。
シャツを裾から出してみるとか、学校指定カバン以外の
サブバッグに凝るかとか、ルーズソックスとか、
ビジュアル面のある種独特な”逸脱”の究極が、
最近の「制服の腰穿き」ではないだろうか。


若しくは、高校生の間で「胴長短足こそイケてる」という
意識が蔓延しているのだろうか。
特定の一世代にだけ蔓延する意識が、一体感を生み出して
いたりして。。。


また、独特な”逸脱”は、やるのもなかなか一苦労なものなので
「こんな努力してるねん」という会話にしても、仲間内で
のみ、通じるものと思われます。
アレを許せる・許せないで世代格差を明確に出来るとか。


中身より見た目の方が分かり易いしね。
ま、後で「あんなん良うやってたよな〜」と”いい思い出”に
して盛り上がれるのも、これはこれで良しですね。


なんか今日はオヤジ臭い?すみませんね。
どっちかというと大木氏と年齢近いんですけど。