社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ベースは世界だ

「関ジャム」のベーシスト特集面白かった。
周りのベースさんの反応凄い凄い。
Kenkenとハマちゃん・・・という辺りでチョッパーばりばりの
目立つベースっていう紹介のされ方になるんじゃ?と思ったが
ちゃんと”曲を支えるベース”って観点でも紹介されてて、良かった。
番組OP・ジングルの曲(何だったっけ)も心持ちベースを強調して
あったような。

あのベチベチ言うてるやつはチョッパーではなかった模様。
ゴーストノート。
ずっとチョッパーだと思ってたよ・・・。
ゴーストと言いつつ、結構鳴ってるね。
ギターの空ピックより鳴ってるのでは。
多分「休符を弾く」って意識するとこをパーカッション的に
叩いてはるんやろなぁ。
そうやってリズム・グルーヴを取る。
個人的にあれが派手に鳴って許されるのはKenkenくらいだと思ってる。
某所おフジさんとこでの加藤さん叩きする人は
Kenkenみたいな弾き方を「上手い」とお考えなんだろうと思われるが
上手い人はあれが弾ける、でもあれが弾けるから上手いとは限らない。
華々しくはないがきちんとバンドを支えている、
うまく曲の流れ、バンドをリードする、それが上手いベースなんだ。
そう考えている。ワシはな。

亀田さんのベースについて”歌メロのようなフレーズ”と説明されてたが
コードの音の中だけで動いてるっぽいんだよねぇ。
ルートの音の間を動く中継点的に他の構成音がフレーズとして入っている。
「半音ずれてる」と説明あったのも、ただ半音ずれてるんじゃなくて
7thとかテンションが弾かれているんじゃないんだろうか。
多分それはギター、鍵盤に委ねられる音なんだろうけど*1
亀田さんはそれをベースで弾いちゃう、という。

つーか次回は光舟も呼んで欲しい。
ギターとの絡みと一緒に。

*1:鍵盤で弾く時はルート、7th他テンションノートを弾くようにしている、或いはルートこそベースに任せてそれ以外を弾くのである。コードにはあるけど3rdか5thのどっちかは抜いていいんだっけ