社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

寒い。冷える。
帽子被ったけどあんまり関係なかった。

バチカン奇跡調査官 サタンの裁き」(藤木稟角川ホラー文庫)読んだ。
前作「闇の学院」も読んでたけど、感想書いてなかった。
ゴシック(?)な感じでオカルティで謎解きもちゃんとあって面白い。
平賀とロベルトの関係性も面白いけど、謎の解かれ方が面白い。
トリックもきちんとしてるようで、すっとこどっこいなとこもある。
細かいとこはええんや、謎解きが面白かったらええんや。
2人のどちらがメインでも話がきっちり進むのが良い。
サウロ大司教バチカン上層部のあやしいとことか。

しかし今までアニメ化してなかったとは意外な。
いっそ実写化しちゃうとか。
ロベルトも日本人がやるのか!大司教鹿賀丈史って!くらいの
すっとこどっこい感で。
(自分で書いててひでえと思う)

その他。
・「一千一秒物語」(稲垣足穂新潮文庫
 尾崎翠の「第七官界彷徨」って「一千一秒物語」「天体嗜好症」みたいな
 世界観・物語なんだと思ってたなー、と後から思う。
 (あまぞんではよく同時に購入されてるらしい)
 「黄漠奇聞」「星を売る店」が好きだ。
 物語を追うのではなくて、文章やそれが醸し出す雰囲気を味わう作品
 なんだろうなぁ。
 ふわあっと文章の間から溢れてくるナニカ。
 いつぞやの”文学少女”にとっちゃ、稲垣足穂はさぞかし甘くてうんまいの
 かもしれない。
 お洒落な紅茶カフェで「A感覚とV感覚」は読みづらかったけど・・・。
・みんなの侍青会
 まだ読んでる途中なんだが、兄ィの舞台の衣装が気になる。
 どんなシーンだったんだ・・・やっぱラスト近い?
 シミさんもふもふ。
 坂さん、バンジージャンプあんまり怖くなかったのかと思った。
 DVDは坂さんのやつだけ観たけど、わりとひょうひょうと飛んではるなぁ、
 と思ってた。