社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ヨコオ・マニアリズムvol.1 at 横尾忠則現代美術館

行きたいなぁ、と応募した懸賞で当選したので行って来た。
横尾忠則現代美術館自体、前から行きたかったのである。
昔の兵庫県立美術館だったとこ(の一部)。
王子公園駅から美術館に向かう途中、いい感じのY字路があって
「横尾さんはお好きなのかしら」とちょっと考える。
王子動物園はすごい人っぽい。
駐車場に入ろうとする車の列がもんげー。

横尾さんの展覧会は以前見たことがあるが(→こちら
今回のはアーカイブ資料の公開を含めた展示らしい。
イデアを纏めた日記と実際の作品を見比べる事が出来る。
日記では明るそうだけど作品はすごくダークだったり。
日記はA4サイズくらいだろうか、アイデアを描いておられるものや
何かのコラージュ、記念写真が貼られているガチの日記も。
阪神・淡路大震災の頃は何も残されていなかった。
「鎮魂の海」はぱっと見てその頃の作品だと分かった。
それ以外は赤いのが多かった気がする。
郵便、ビートルズだけで1コーナー出来ていた。
お好きなんだなぁ。
神戸新聞で幼い頃からのあれやこれやを連載されているのだが
文通の話はそこでも触れられていたな。

あと絵をお描きになる時のパレットは紙皿・アルミ皿を使っておられて
それも一面に展示されていた。
そのお皿自体が1つの作品のようである。1枚だけでも壁一面でも。
しかしよく残しておられたものだと思う。
そして、よく公開してくださったものだと思う。
新聞連載もすごく細かい事まで書いておられるのだけど
単純に記憶力が良いだけじゃなくて、細かく記録を残しておられたから
なのかも!?

アーカイブについてはどんな風に記録を残しているかを見る事も出来た。
アトリエの再現?と思ったら人が居て、1つ1つ広げては写真を撮って
おられた。
最初人形かと思って見てたら動いてはったんでびつくり。
そんなんも見せてくださるんだなぁ。

1階には車が。
写真OKとの事。


直接描いてはるんやろか?と思ったが、パレットがずばーっと
プリントされているようである。

カフェがあるのでお昼はそこで食べた。
メニューによっては、横尾さんのお皿で提供される。
ドリア食べたかったけど、パニーニにしてよかった!


因みにこのお皿も展示されていたのだが、結構お高い。
海外の陶器メーカーの食器一式に比べたらまだマシかもしれないが
日常使いするには緊張する。

帰宅して出品リスト見ながら「あがたさんのやつ観るの忘れた・・・」と
崩れ落ちそうになっている。

どうでもいいニュース:
横尾さんの絵でドン引きせず一緒に面白がってくれる人が居て良かった。
忘れてたわ、誰と行ったかなんて。

さらにどうでもいいニュース:
王子公園近辺とは関係ないが、今日のカメ。

この後、家人がふにふに手を振ったらわらわら頭を出してきた。