社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

「With You」MV

「With You」の感想なのでまだ聴いてない、MV観てない人には
ネタバレになると思うので注意されたし。





遊牧民でシングル予約した人の特典でMVフルで観てきた。
限定じゃないのはギターソロ辺りまでか。
曲だけ聴くと恐ろしくハッピー、多幸感に溢れているけれど
MV観るとそうではないように聴こえる。
落語の「たちぎれ線香」思い出した。
どういう話かは→こちら
MVに出てくる女性は既にこの世の人ではなくて、
煙草に火がついている間だけ”いる”存在なのかな、と。
煙が消えたら、いなくなってしまう、曲も終わる。
披露宴の新郎友人の余興演奏みたいな出で立ちの演奏シーンなのに
トータルだとあんまり明るい話っぽく見えないなぁ、と。
THE BACK HORNは変わってしまった、と仰る向きもあるけれど
音楽と映像と合わせると、そうでもないのかなーと。
音だけ聴くと「THE BACK HORNじゃなくてもええやん」と思ってしまうが
色々やりたいお年頃なんでしょうな。

と、そこまで深く考えなくてもよいとは思うが
色々話をして、考えて欲しい、という狙いはありそうですね。