社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

海の底

ここんとこハイペースで本を読んでいるが、そろそろストップする模様。
10月に好きなアーティストのリリースが続きまくるので
その分雑誌を読む事になりそうなのである。
なんでこんなに続くんだ、重なるんだ・・・って状態である。

「海の底」(有川浩/角川文庫)読んだ。
友人が「シン・ゴジラ」観て思い出した、とこの本の話をしていたので
じゃあ読んでみるべ、と。
ぎゃー。
思ってた以上に甲殻類が人を食うんである。
がんがん襲われる、食われる。
確かにこれ読んでから「シン・ゴジラ」観たら思い出すかもしんない。
シン・ゴジラ」は、もっと統率取れてる感じ。
其其のプロフェッショナルが協力し合う、という感じ。
こちらはめいめいがめいめいに動いてる。
そういえば「シン・ゴジラ」は一般人のオタさんが協力する、
というのはあまりなかったな。
第一形態の動画上げるくらいか。
文庫版あらすじには子供達について「歪んでいた」とあって
何ぞ?と思ったら、心が、なのだった。
親に歪まされてるというか。
そこら辺、読後がヘヴィである。
ヘヴィじゃないラストにはしてあるけども。

しかし有川さんの書くラブストーリーってパターン同じなのは気のせいか。
2人がお互いの事を好く思ってるのに自分で否定しちゃってる、
でも最後は確実に両思い、みたいな。

あと解説の「MM9」(山本弘東京創元社)が気になる。

どうでもいいニュース:
これも”だばだば読み”した。
残念ながら友人と「シン・ゴジラ」「海の底」で語らうには
こちらの知識が足りなさそうである。