社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

たもんのインドだもん

シルバーウィークは飛び飛びの出勤だったので仕事にならず。
そんな事なら23日はお休み頂いて連休にすりゃよかったわい。
でも23日は急ぎっぽい作業あったから出勤でよかったけど
それもスイッチ押して数十分待つという。
他にありそうな作業は振り出し主がお休みなので目の前から動かない。
出来る準備はほぼやり尽くした、掃除・整頓は半日で終わった。
そんなんで「私って何なんだろう」と残り半日ぼんやり、ですわ。
だったら短歌捻ればよかったような。

「たもんのインドだもん」(矢萩多聞/ミシマ社)読んだ。
「インド」と聞いて連想するインドと、全然予想もつかないインド。
楽しそうだけど、実際に生活したらしんどそうだよなぁ・・・。
でも、それすらもインドの一部なんだろう。
家族で色んな歌を歌う話が面白かった。
お友達の家に呼ばれて、ご飯食べた後誰かが歌を歌いだして
そうすると次々に色んな歌を歌うのだそうだ。
それで著者も「日本の歌を歌ってよ」って言われるのだそうだ。
何でもよいのではなくて、ウケが良い歌・悪い歌というのがあって
「リズミカルな節が繰り返される、シンプルでキャッチーな曲」
がウケるのだそうだ。
フレデリックKANA-BOONは人気出そうだねぇ。
この本では音楽について触れられている所が他にもある。
街中音楽が溢れてて、昔はカセットテープだったのがCDになり、
今はネットで聴いているのだそうだ。
「音楽のまわりを取り囲む空間や人びとが好きだった」とある。
それはインドも日本もどこの国も変わらないんだなぁ。
折角インドなので、お茶の話も読めたらよかったな。

その他。
シティリビング
 旅の話ばっかりやん!と思ったらそういう特集であった。
 ええなぁ。
・立体妖怪図鑑 モノノケハイ
 この時の図録。
 改めてゆっくり写真で観ると、違うモノが見えてくる気がする。
 カッパ造形大賞の作品に「河童太平記」というのがあるのだが
 なまずという地震等の天災には負けないで前に向かっていくぞ!
 というようにも見えるなぁ、と。
 最後に学芸員さんの考察が掲載されていて、それを読んでいて
 グドラ様を思い出した。
 キングギドラのフィギュアが神様になった話。
 これまでに生まれた立体妖怪、これから生まれる立体妖怪も
 もしかしたら力を持ち始めるのかもしれないな。