社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

作者不詳

5月ということで精神的に不調。
肩もガチガチ。
いろいろあるのです。

ライブの行き帰りに「作者不詳 ミステリ作家の読む本(上・下)」
三津田信三講談社文庫)を読んでいた。
夜更けの仄暗いバス停でくそ寒い思いしながらホラーミステリー読むのは
流石にどうかと思った。
(でも続きが気になるしあとちょっとで読み終わるんだもん)
ミステリーの短編をホラーで繋いで包んだような感じ。
古本屋で手に入れた同人誌を読むと怪異が起こる。
怪異から逃れるには各短編の謎を解かなければならない・・・というお話。
後から冷静に考えると各短編の謎投げっぱなしかい!なのだが
そこら辺は主人公と友人が謎解きしてくれるので気にならなかった。
全部読み終わったらどうなるんだろう・・・という意味でも続きが気になって
読んでいたが・・・そんなオチかいな!と。
本の世界がこっちにまで入り込んでくるような。
ある意味怖い。
しかしすっとこどっこいではある。
このまま「迷宮草紙」の世界に浸っていたいような、でもやっぱりやだなぁ。