社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ポラリス

今までラジオだゆるいかだMV公開だTVオンエアだと耳にしてきたが
CD(CDウォークマン+とにかく丈夫なイヤホン)でちゃんと聴くと
全然違う。良い。
「東京炎上みたいな曲を〜」とか言ってた自分を恥じたい。
プログレっぽくはないけど、すごく捻って作られている。
土下座したい。

ポラリス」のピアノ、ギターがすごく綺麗。
特に2番後の間奏から「ああ君〜」と続いていくとこ。
ピアノは今まで気付かなかった。
ピアノはゆるいかだとカットされちゃうとこ。
今までどんだけ綺麗に聴けない環境で聴いてたのやら。
あああ悔しいよう。
多分ラジオとかあんまり音がはっきりしない環境だとシンセが抜けてくるけど
それだけだとちょっとつまんないのかもしれない。
ギターはバッキングじゃなくてこういう入り方もあるのか、と。
ピアノ・ギターのアルペジオ的なやつが綺麗に左右に割ってあって
歌は歌、各パートがは各パートで聴こえてくるので音拾いやすいわぁ、
と思ったがフレーズ自体綺麗に割ってあるのでどっちやねん!と悩ましい。
音は沢山あるけれど、みっしりしてなくて限られた空間の中をくるくる
動き回っているような感じ。
空間(奥行き)、風を感じるような。
歌詞が山内っぽいけどダイちゃん。
同じ釜の飯を〜じゃないけど、ずっと一緒に活動してきてたら
感覚が近くなる事もあるのかもなぁ。

「PRAYER」は山内の声のあったかさがすごく伝わってくる。
なので尚更切ない。
(ゆるいかのポラ撮り観てて泣きそうになったよ)
またあのスライドギターが泣かせるんだよう。
色んなギターの音が聴けるね、これ。
楽器やってる人だったら、こっちの方が好きになるかもしれない。
男女のラブソングでもあり、全ての人へのラブソングでもあるような、
こういう歌詞得意だなぁ、山内。

と書きつつダメな人はダメかもしんないなー。
それは何においてもそうなのです。