社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

凛として時雨 ピエール中野 Zildjian GEN16クリニック&デモンストレーション at MIKIミュージックサロン西梅田ブリーゼブリーゼ

ドラマーじゃないけどドラムクリニック行ってきた。
ピエール中野のドラムを至近距離で観られるんだぜ!わーい!

写真は終演後、撮影OKとの事だったので撮ってきたもの。
今回デモが行われたGEN16シリーズはこのシンバル達で
この写真では分かりづらいけど、細かい穴が沢山開いていた。
音量控えめなので家での練習でも使えるが、ピックアップで拾って
通常のライブで使う事も可能。
しかも音はミキサーみたいなやつ(萌)で変更できるし
(好みのシンバルの音にエディット出来るそうだ)
エフェクターかます事も可能。
デモ演奏でかましてたのは何だろう、ワウかフェイザー
空間系と思われ。
ピックアップ部分は光るし。
「abnormalize」のPV、Mステ出演で使われてたやつね。

Mステスタッフの方に好評で「是非やりましょう!」と盛り上がったとか。
本体はヤマハDTXシリーズでモノホンと遜色ないそうだ。
最初に2曲、最後に2曲デモ演奏があったけど、すげー迫力だった。
シンプルなセットでもあれだけ華やかなプレイになるんだなぁ、と
しみじみ。
でも表情は淡々としてはる。
普段のライブより多めに叩いてはると思うけど。
音色変更や同じサイズのシンバルの叩き比べも。
普通のやつよりGEN16の方が小さいが、集合住宅だと流石に厳しそう。
うちは防音出来てる方だけど、ピアノのペダルすら響くとことか
あるんだろ・・・?
中野氏も自宅練習は電子ドラムなのだそうだ。
電子ドラムだとタイム感・間について追求出来るそうだ。
山木秀夫氏、村石雅行氏等は電子ドラムでもその方の音が出るが
それはタイム感・間がその方のものになっているからだとか。
生ドラムよりそこら辺シビアなのだとか。
練習用に「クリックからずれると音が鳴らないモード」
「4小節目がなくなるモード」もある。
プロを持ってしても難易度は高いようである。
4小節目がなくなるモードはフィル入れる練習に良さそう。
クリックに忠実にしっかり合わせて叩く方として
BOBOさん、あらきさんの名前が挙がっていた。
ラルクyukihiroさんは2〜3分くらいクリック消えても
その続きをそのままのテンポで叩きはるそーだ。すげー。

後半は質問コーナー。
小2の子のどうしたら上手くなるか?という質問から
わりと突っ込んだ話まで。
一部メモってきた。
・仕事が忙しくてスタジオ練習が出来ない
→イメトレ(どう叩くか)、クリックを聴きながらフレーズ構築する
 自分から生まれるフレーズなので愛しくなる、
 たまにオリジナルだと思ったらドリームシアターだったりするが
・緊張しないで演奏するには
→人前で演る想定で練習する、ほんとに人を呼んで観てもらう
 本番前に「顔を洗う」等のルーティーンを決める
 他の人になる(今日は山木さんになりきる、等)
・リズムが走りがち
→技術的にはクリックを使ってキープ出来るよう練習
 寂しくてもストイックに練習する
 他の人、特に歌を聴く
 音楽の理解が足りてないので、曲自体をよく聴いて練習する
 但し走る事自体は悪い事ではない
 (亀田さんでも「走って何が悪い」なのだそうだ)
・早く叩くコツ
→スティックを小指で支えるようにして中指・薬指・小指で
 やわらかく持つ
 最初に習うのは親指・人差し指で握る方法だが
 早いフレーズだと腕に負担がかかるので変えてみるとよい
・スティックの使い分け
→出来るならそれでも良いが、グリップを握る強さ、叩く位置や
 当て方でも音が変わってくる
 中野氏はスティック自体の持ちかえはしないのだそうだ
凛として時雨の曲で叩いていて楽しい曲
 どの曲も楽しいが「Telecastic Fake Show」
 この曲までは自分からフレーズの提案をしていた
 これ以降はTKのデモで提示されたフレーズから作っている
・その他
 タム回し等は叩くタムのある方を向くようにする
 (正面で叩くのが一番叩きやすいので)
 体を痛める人が多い(質問でもそういう話は多かった)が
 無理しないように
 整体の人に叩くのをみて貰うのも良い
司会のジルジャンの方と、いいコンビでした。

この後、中野氏とセッション。
といってもドラム経験問わず希望者がステージ上の
実際にデモで叩いていたセットで8小節ずつくらい一緒に叩く。
叩こうとして挫折した人間だが、折角なのでキック踏まなきゃ
大丈夫かなーっと参加してきた。
ドラマーさんは皆観ていて面白かった。
ツインペダル演る人、スティック回ししながら演る人、などなど。
上手い人だと拍手が起こったりする。
中野氏も楽しそう。
未経験者だと少しテンポ落とし気味にしてくれてはった。
ハイハットオープンせずにキックを1拍おきに踏んで叩いたら
何とか叩けた。良かった。
合わせるの大変だったけど、「他の人聴きながら演奏」って
こういう事なんかなー、と思った。
その場の全員が参加した訳ではなかったようだが
ずーっと叩きっ放しのピエールすげー。(なんでここだけ)
お疲れ様でした。

サインor撮影会は現地物販で買った人が参加。
サインはスマホスマホケースに貰う方もあった。
写真撮影は「パワー!」のポーズの方とか。心得てはるなー。
どんなポーズするか等等、結構話出来たっぽい。
ウォークマンにサイン貰えばよかったかな、と思いつつ
バンドスコアにサイン貰ってきた。
次の打ち込みネタを時雨にするか考え中。
ドラム打ち込みすんの楽しそうだけど他が大変そうだよなぁ。
特に歌。
ドラムだけKORG Gadgetで入れてみるかな。

追記
サイン会の時に走る鍵盤の人は追加で質問してきたのだが
(只でさえ纏め切れず長文の質問しておいてなんなんだ)
ドラムの方は縦の軸を意識して演奏するんだそうだ。
編成的にリズムが揺れるのも味なんじゃないか、とも。
今後はクリック活用してしっかり弾いていこう。