社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

レキシツアー IKEMAX THEATER at 神戸国際会館こくさいホール

神戸にレキシが来るぞー!
稲穂振りたかったし袴Tシャツ欲しかったので行ってきた。
めっちゃネタバレすると思うのでご注意を。
ネタ知らないで行った方がいいと思う、これ。











客電落ちると、映像が始まる。IKEMAX THEATERだけに。
E.T.」「タイタニック」「海街Diary」のパロディなのだが
久しぶりにやっつん観た。
元気出せ!遣唐使*1もライブ出てないのにこちらには出てた。
あと「海街〜」はお館さま*2ご本人が演じた役で登場。
映画泥棒のパロディもあった。
SNS3日間晒し」は恐ろしい。。。

満を持して登場。
楽しい!
レキシの曲の中に色んな映画音楽が織り込まれる。IKEMAX THEATERだけに。
お館さまは勿論、バンドメンバーの皆さん凄いよなぁ。
演奏かっこいいし、レキシ以外の曲の小ネタ達もさらっと演っちゃうし芝居もだし。
伊藤に行くならヒロブミ*3のドラムソロがかっこよくてかっこよくて。
その上貝塚太郎*4はお館さまのいじられ役までこなしてらっしゃる。
磯貝サイモンは音人等で名前見かけて気になっていたが、まさかここで観るとは。
遣唐使はもっといじられてたらしい。
いじられて鍛えられて、今やドリカムのサポートに。どよめく客席。
貝塚太郎もソーゼツないじられっぷりなんだが、負けてない。
お館さまがMCで曲名を出すとさらっと弾いてツッコミを受ける。
MCにピアノの音で「チッ」みたいなツッコミを入れる。
そんでピアノがかっこいいっていう。凄いなー。
というかレキシの鍵盤サポートは歌がしっかり歌えてしっかりしたリズムで
ピアノが弾ける人じゃないと勤まらないだろうなー。
そもそもお館さまがそういう人だもの。
途中の弾き語りコーナーで、しみじみ思った。
客席からリクエスト募って4曲歌っておられたのだが
「タブラが無いから」と仰いつつ
「Takeda'」が見事なバラードになっていた。
他の曲は「如何にも16でござい!」ぽくないフレーズなのにめっちゃ16だった。
からっとして柔らかいピアノなんだよなぁ。。。
ちょっと矢野さん思い出した。
ピアノ1本弾き語りのおうちツアー、やってくださらないかしら。
バンドの時も時々シンセ弾いてはって、あれ機材なんだったんだろう。
お館さまの方はあんまり見えなかったのだよ。

後半も曲の中に「戦メリ」等等折り込みつつ、「タイタニック」やりつつ盛り上がる。
タイタニック」はサイコロ振ってたけど多分最初から貝塚太郎が女性役*5
だったんだろうなー。
フルートっぽい笛を吹いておられたTAKE島流し*6がディカプリオで。
お館さまは風役で扇風機持ってらしたが、ひらひらの紐がTAKE島流し
顔に当たって大変そうだった。

それにしてもメンバーいじり、客いじり、神戸いじりの見事な事よ。
但し中華街は長崎より神戸の方がでかいと思うので、そこは反論しておきたい。
途中、十手(岡っ引きのやつ)や俵(年貢のやつ)が回ってきてびつくり。
係員さんがちゃんと離れたとこ繋いでくださるっていう。

お館さまがハケないうちに早くもアンコールの拍手が始まる。
程なくして再び映像が。
「インディー・ジョーンズ」のパロディだけど一体どれだけの映画が詰め込まれて
いたのだろう。
メンバーの皆さんが色々な格好で参加されてて、演奏だけじゃなくて仮装も
出来ないとダメなのか、大変だなぁ・・・と思った。
お館さま率いる一行が伝説の稲穂を求めて旅に出るのだが
和子(遣唐使)を我が物にしたいやつい(何故か本人の名前のまま)が邪魔を
しようとする。
そこを助けるのがシャカッチ*7。シャカッチ活躍しまくり。
無事稲穂をゲットして戻ってきたお館さまを狙うやついの凶弾。
一行に居た謎のケビン・コスナーが身を呈して守る・・・正体は旗本ひろし*8
すげえな。

そのまま「ボディーガード」のあの歌が始まる。
メンバーは其其先ほどの映像のあの姿で。
そして客席から登場するのは・・・ホイットニー。
初の試みらしい。脇は半分剃ったとか。
至近距離で観たらダメ!と言われていたが見たかったなぁ・・・。
どちらかというと和田アキ子、という事で「あっのっ頃ーは〜」
そして「狩りから稲作へ」。
う、嬉しい・・・。
念願の「狩りから稲作へ」。稲穂。
キャッツもあった!
式→四季→「CATS」ではなく不意打ちでナウシカ→ナウシキャッツ!
手の振りでキャッツのタイミングを図らなければならないのだそうだ。
客電付くまで「キャッツあるんじゃねえか」と構えてしまった。

始終笑いっぱなしだった。
あんだけ笑い転げたライブも無いだろう。
ヒロ出島*9、蹴鞠Chang*10観たかったけど、そんな贅沢言わない。
腕ふりはあんまり好きじゃないけど、ノリノリでやってしまった。不思議!
レキシのライブはライブじゃないよ、ショーだよ!
USJや浦安の夢の国で毎日やっててもおかしくないよ!
楽しかったー。
また神戸来てねー!

*1:渡和久

*2:池ちゃん

*3:ケン・シューイもとい伊藤大地

*4:磯貝サイモン

*5:誰だっけ

*6:武嶋聡

*7:ハナレグミ

*8:秦基博

*9:山口寛雄

*10:玉田豊夢