社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

運命開花/THE BACK HORN

買ってからフジ@大阪の日以外はずっと聴いてる。
THE BACK HORNのアルバムが出る度に、直後の感想を書きあぐねているが
今回は特に。
SNSでの栄純の力の入り具合、生半可な気持ちでは聴けないぜ!
みたいなのがあって尚更。
良いとか悪いとか言えないねぇ。
そこにTHE BACK HORNがあるのが当たり前になってるから。怖い。

すごく音が良いなー、心地良いのでずーっと聴いてる。
新譜だし敢えてニコ生も観てないので(このままタイムシフトのも観るの忘れそう)
シングルと「魂のアリバイ」「コンクリートに咲いた花」以外は聴いてない。
なので「初めまして」の筈なんだけど、前々から聴いてたような寛ぎ感が。
今までのとあんまり変わらない、という訳ではない。
なんだろうなぁ、このへんな感覚。
新しいのに、ずっと前から知ってるみたいな。運命かよ。
最初はドラム聴いてたけど、だんだんベースに耳が行ってる。
ギターまであと少し。
中込さんがムーグかと思った、と仰ってた音はおんまくそギターなのだけど
どーやって出してらっしゃるのだろう。
企業秘密か^^;
あああギター弾けたらいいのにベース弾けたらいいのにって思う。
バンドでも”弾いてみた”でもいいから、兎に角弾きたい!
シンセだとベースの”弦が鳴ってる”感が出ないんだよなぁ。ちくしょう。

それとすごく山さんの歌、声が優しくなった。
これも毎回感想として書いてるかもしれないけど、より優しくなった。
何があったんだ。
激しい曲でも優しいというか。
優しくなくっていい所まで優しい。

インターネッツの反応見てるとすごく微妙なアルバムっぽいのだけど、
そーでもないぞ。
多分、言葉や歌を中心に聴くと足りないのかもしれない。
演る事考えて聴いたら、どんだけ聴いても足りない、まだまだ聴きたくなる。
(そろそろクリムゾンモードになっていかないといけないのに・・・)

なんだろう、テーマ、コンセプトがしっかりある1つの物語というよりは
”大切なものを集めたコレクションBOX”みたいな感じがする。
受け継ぐように譲られた指輪、猫のマスコット、子供がくれた折り紙の動物、
ガラス玉、大事な人がくれたイヤリング、衝動買いした缶バッジ・・・
値段をつけるとすればお高いものもあるしそうでもないものもある、
他人にはどうでもいい、捨てちまえってなモノもあるかもしれない、
でも1つ1つそれぞれに思いがあって、どれも大切で。
テーマはそれぞれのモノではなく、込められた思い、集めた人が持ってる。
そんな気がしました。
だとしたら「運命開花」はTHE BACK HORNの中、
というか栄純の中にテーマがあるのだろうか。
だからSNSであれだけ力入ってるのか。

どうでもいい感想:
このアルバムのマツのドラムの音でドラム音源出来ないかなー。
そんなん出たらCubase買って家にDTM環境作るわ。まじで。