社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

閃光

そもそもはつい2、3年前に名前見かけるようになったバンドの
武道館公演のラジオCMが流れてるのを聴いたこと。
メジャーデビューして数年経ってないようなバンドが武道館か、
最近そんなんばっかりだよなぁ、と。
知らないだけで下積み長かった、というのでもないような感じの。
満を持して武道館!じゃなくて満を持さずにそのバンド・アーティストに
ハクつける為に武道館の名前借りてるみたいだよなー、
武道館の有難みが・・・と年寄り*1なんで思っちゃうのだけど
友人の話からすると、そう最近の話でもないようである。
前からハクつけに武道館公演やる人はあった、
ただ目立つようになったのは最近の事ではないのか?と。

あれ?と思うようになったのは某海外グループの
「デビュー最速武道館公演」というニュースを観た頃からか。
怒髪の武道館の前だ。
最速記録とかいうような場所なのかなー、と。
最遅記録も変な話だが^^; 逆手に取ったのかねぇ。

武道館以外でも「え、もうそのキャパでやるの?」って思う事が増えた。
小生が時代について行けてないだけなんだろう。

とは思うものの、生き急いでる感じがするのだ。
いずれ次の世代に取って変わられるしバンドが長く続くとは限らない、
お客さんに飽きられてしまうかもしれない、
その前に演れるとこで演ってしまえ、みたいな。
それもアリか。
閃光残してサヨナラもかっこいいのかもしれない。
ただそれで消耗しちゃうのだとしたら悲しい。
そこから先が長いんだもの、人生。
20代には20代の、50代には50代のロックがあって
じわじわ熟成させていけたらいいのに・・・と思うのだけど
難しいんだろうねぇ。
本人の意思なら構わない、ただ意思とは関係なく消費されてるみたいにも
見える。

あと、単純に悲しいじゃん。
すごく勢いがあって、このまま売れっ子になってくと思ってたバンドが、
武道館やそこまでいかなくてもそこそこのキャパで演ってたバンドが、
前向きではない理由で活動休止してしまったり
”あの人は今”状態になっちゃったり。
単に小生が追えてないだけならよいのだけど。。。
敢えて小さいとこで演るようになっただけで変わりないのであればよいが。
必ずしもそうではないっぽいのが悲しい。

*1:時代の流れについていけてないという意味でね