社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ラジオは切らないよ

昨日のMステのKen Yokoyamaは良かった。
ツイッターも盛り上がった。
「眼鏡かけてる!」「眼鏡かけて力セーブしてるんだよ!」
「2児の父って字幕出すんかい」「タツー出てもいいんだぞ」
みたいな感じで盛り上がった。
その前に友達といじめの話してたのもあって、普段の倍以上の
ツイート数となっていた。
非常に五月蝿くしてフォロワー各位のTLを埋めてしまってごめんなさい。

それにしてもかっこよかった。
Ken Yokoyamaのライブ、普段観られませんから。
グレッチなのもすごく新鮮だ。
国旗背負ってくるとか何かプラカード持って出るかと思ったが
決してそんな事はなく、ただ「ロックかっこいいぞ!バンドかっこいいぞ!」
という事を茶の間に伝える為にMステに出られたんだな。
「I Won't Turn Off My Radio」がすごくいい歌で。
地元FMでそこそこよく流れるし、リクエストしたら流れるし、
直近のチャートでも結構上の方だったかと。
そりゃーそうだよなぁ。いいもん。
(今確認したら23位。やや微妙だけどKenさんの過去の曲は
 そこまで上がってこなかったし、がっつり推しでもないのに
 ここまで来るのって珍しい気がする。)
チャート番組ではDJさんが特集みたいなの組んでらしたし。
そこで少し歌詞の和訳は聞いていたけど、今回テロップ観ながら
聴いてて、泣きそうになった。

演奏の前には若い人にバンドやって欲しくて出演した、という話を
されていた。
ダンスや歌に向かう子が多い・・・という話。
バンドが減ってるかというと・・・どうなんだろう。
高校入学したら軽音入るぞ!と意気込んでいたら希望者が多くて
抽選に漏れた、なんて話も聞く。
ただ、バンドといってもギター・ベース・ドラム・ボーカル・キーボード
ではなく、もっとフリーダムな事になっているのではないだろうか。
Eテレでやってた高校生バンド大会を観ていたらキーボード3人いたり
バンドというよりは合奏みたいな演奏だったり。
タモさんKenさんから見たらバンドに見えないのかもしれないし
ちょっと不甲斐無い、物足りないのかもしれない。
バンドは沢山あっても推されるのは大人数グループ、
バンドでもがっつりしたのではなくポップ寄り、ダンサブルなのとか。

かといってLDHからバンドが出たりAKBやNMBからメンバー選抜して
バンドにしよう!というのは違う気もする。
(AKBはバンド編成でもやってましたが。)
でも、山本彩がバンドやってるのは観てみたい気がする。
その他アイドルみたいな女の子集めて制服着せて楽器持たせる、とか。
最近増えてきた気がする。ナタリーで見かけがち。
元々バンドやってる子達に着せてるんですかねぇ。
ダンスロックグループと称してギター・ベース持って踊ってるとか。
せめて当て振りすりゃいいのに何で走り回ってるの、と思って見てた。

あと素人や素人に近い辺りだったら「弾いてみた」「歌ってみた」で
バンドじゃなく一人で演る人が多くなってるのかな。
或いはセッションオフ会で色んな人と一回きりで演るとか。
お稽古に来てはる鍵盤の人でも、あんまりバンドやってますって
話は聞かないし、発表会ライブに出る人も限られている。

Kenさんにはそれとはまた違う光景が見えてるのかもしれないな。
俺にはこんな風に見えてるんだ、だからもっとバンドのかっこよさ、
楽器やる楽しさを知って欲しいんだ、という話、
差し支えなかったらお聞かせいただきたい。

それにしても、すごく話し方が穏やかでびっくりした。
緊張されてたのかもしれないし、タモリやTVの向こうの知らない人達への
気遣いなのかもしれないけど。
友達の旦那さんがハイスタ大好きでコピバンやってた位の人だけど
観てはったんかな?
一家で見てて、子供さんが「僕もバンドやりたい!」ってなってたら
いいな。