怪奇探偵小説傑作選−1 岡本綺堂集 青蛙堂鬼談
Syrup16g、ツアーやるってよ。
ひゃー。
昨晩キーワードで巡回したがはてなーの反応が思ってたより少ない。
これからか。
驚きすぎて声も出ないか。
チケットが取れたら、観に行く。運を天に任せる。
昔読んだ「怪」の影響で、ずーっと岡本綺堂を読みたいと思っていた。
ほんで西荻窪の盛林堂書房(また行きたいなァ)で衝動買いしたのが、
こちら。
怪奇探偵小説傑作選〈1〉岡本綺堂集―青蛙堂鬼談 (ちくま文庫)
- 作者: 岡本綺堂,日下三蔵
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/02
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
青蛙堂主人の誘いで集まった人達が1つ1つ語っていく怪談。
御伽噺のような話もあるし、平成の世にありそうな話もある。
幻想的なのも背中からそろそろっと怖さが来るのも。
解決しないのも、終わってみれば理由がはっきりするのも。
幅広い。
コレラになりたいお新造さんの執念が怖い。
生きてる人間が一番怖いねぇ、やっぱり。
鰻の話も不思議だ。なんでそんな事になったんだろう。
そこがはっきりしないような・・・だがそれがいい。
怖いより幻想的、不思議がふんわりふんわり漂っている。
江戸から明治にかけての時代は、まだ怪異と共存出来ていたの
だろうか。
今だって怪異はあるけど、なんとなく浪漫があるような。
浪漫感じるのはその時代に対して、なのか。
怪奇探偵小説傑作選の他のも気になるなー。