社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

あー

某事件、連日ニュースやワイドショーやネットで話題になっているが
コメンテーターの話にモヤモヤする。
周りの大人が手を打てていたら・・・って、今回は手を打ってる方だろう。
人でなしに真っ当な人間が出来る事だって限界あるんじゃ。
担任や周りの人達(クラスの子とか含め)、今凄く自分を責めてるんじゃ
ないかねぇ。

10代って世界狭くないかねぇ。
世の中は広い、ネット世界まで拡張したらもっと広い・・・筈だけど
結局同じ学校・塾の人達、部活やってたら対外試合で出会う人達くらい。
高校生以上になれば、趣味の世界の人に出会って学生でも先生でもない
色んな立場の人達に出会って色んな考え方に触れられるかもしれないが
中学生だとそこまで広がらないだろう。
そんな中で物理的にも精神的にも痛めつけられて先が見えなかったら
そこで思考停止して助けを求める事すら出来なくなるんでは。
それこそ、人でなしに知恵があればそういう状況に追い込むのかもしれない。

ゲームやホラーの所為にしちゃえば楽だ。
そういうのが好きな人が沢山人を惨殺するのかというと違う。
リアルじゃなく絵や作られた動画だから好きだという人もいらっしゃるのでは。
でもゲームやホラーの所為にしたがる人は何でもかんでも一緒くたでしょ。
(と、高校時代漫研に入っただけで某凶悪事件犯人よばわりされた小生は憤る)
禁止したり必要以上に怯えたり気持ち悪がったり蔑んだりするんじゃなくて
「あくまでも現実でない」と認識した上で触れる事を教えるべきだ、といつも思う。
難しいけど。
大学3年の時のレポートで書いたわ、そんな話。
上で「自分を責めてるんじゃないか」と書いてるのは「模倣犯」読んだ影響が
強いんだろうなーって思うのだが、何かの所為にしたがる人達は
そんな小生の事も「小説の影響でくだらない事考えて」って、責めるのだろうか?
何かの所為にして結論づけるのじゃなくて、何故フィクションで足りなかったのかを
分析した方が余程約に立つような気がする。
分析しても無駄かもしれないが、まだマシだ。
とか言って全然関係なかったりしてね。

やった奴はもう人間ではない、なので人外のバケモノ*1としてお祓いと称し
タコ殴りで半殺しで野ッ原に放置、でいいんじゃないかしら。
やられたらやり返される、という意味でも。
昔々だったら、そういう制裁の加え方もあったんだろうか。

*1:と書くと人外のバケモノに失礼だったと反省